やる気はある、でも行動できない人

目標があって
それを達成させたいと頭では思っていても
行動がついていかない
っていうケースはよくある話です。

「失敗しちゃいけない」
「その前にちゃんと準備するべき」
「他人の目がきになる（嫌われたくない）」
「批判を恐れる」

こんな考えが最初に来ると
まず行動できないと思っていいです。

特に日本人は幼い頃から
「失敗しちゃいけない」
「行動の前にちゃんと準備するべき」
こういう風潮の中で教育されてきたし
社会に出ても、そうするように矯正されてます。

だから誰のせいでもないので
仕方ないっちゃ仕方ないんだけど
本気で「今を変えたい」と思うのであれば
こういった思考は捨て去った方が良いです。

やりたいことがあっても
目の前にチャンスが巡ってきたとしても
それに着手するために準備が整うことを待っているため
また、誰かの批判を恐れている以上
なかなか動けないし前には進めない。

そんな足踏みをしているうちに
やりたいことへの情熱は冷めてしまうし
チャンスは遠のいてしまうでしょう。

では、どうしたら行動できるようになるのか？

まずは行動できない理由を探ってみます。
「行動しないメリット」を書き出すのです。
そしてその理由をまずは認めてあげる。

例えば、行動しなければ・・・

失敗しない
時間やお金を使わない
現状維持できる
目立つことはない
誰かに何かを言われることはない
恥ずかしい思いをしなくて済む

このようなメリットが出てくると思います。

こうやって書き出すことで
『自分にはこんな気持ちがあるんだな・・・』
と、気づけます。

次に、出てきたメリットに対して
それって、本当にそれがメリット？って
自分に問いかけてみましょう。

・失敗しない
→失敗することは悪いことだろうか？
誰かに迷惑かけるのかな？

・時間やお金を使わない
→時間やお金を投資しないことと、人生を変えること
どちらが大切なのか？
貯金で人生変えられるの？
　
・現状維持できる
→そもそも現状を変えたくて行動しようとしたのではないか？

・目立つことはない
→目立つと何が嫌なのか？　
　

・誰かに何かを言われることはない
→自分に意見するその人は、自分の人生を変えてくれるのだろうか？
その人が自分を助けてくれるのか？
　
・恥ずかしい思いをしなくて済む
→恥ずかしいのは最初だけじゃない？
恥ずかしい思いをすることで何を失うの？

こんな風に問いかけることで
行動する理由が明確になって
自分にとっての本当のメリットが何なのかが見えてきます。

要は、行動できないのは
自分の行動を牛耳っている潜在意識に隠れている
あなたの本音が分からないから

いつも口だけでやる気のないダメな私・・・
どうせやっても続かない・・・
結局失敗するに決まってる・・・と
できない自分を責めて自己否定をしてしまう。

でもノートに書き出してて可視化できると
行動を阻んでいたものが見え
できなかった理由がはっきりとわかります。
ここまで来れば、あとは行動あるのみです。

行動のコツ
これはもう、何か始めようと思ったその瞬間に始めること。

お金が貯まったら、準備してから、時間ができたら
恥ずかしくないように、失敗しないように・・・
と考えた時点で、不安が大きくなり出して
腰が重たくなって結局やりません。

どんなことを始める時も
失敗やミスのない世界なんてありません。
経験したことないことをやるんだから
ミスしないなんてありえないでしょ。
もう、ミスや失敗はある前提で動くんです。

料理だってそうでしょ？
一度も失敗せずに料理ができるようになりましたか？
勉強だって毎回１００点なんて取れないでしょ？

それと全く一緒です。

あとはちょっとした勇気だけ。
スタートを切ってしまえば
あとはどんどん転がり始めます（笑）

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