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美容室の求人ホームページ、どう作るべき?

共感採用コンサルタントのユーミンです!
(共感採用についてはこちらの記事をお読みください)

共感採用のポイントで「求職者(美容学生)に共感してもらえる理念や想い」などを発信する必要性があるとお話しました。

求人活動に有効な発信ツールは様々ありますが、中でも有効な発信ツールは何でしょうか?

共感採用に有効な発信ツール

発信のツールとして今の時代、最も有効なツールはSNS!これについて異論のある方はもはやいないでしょう。そしてSNSに次いで有効なツールはホームページです。今時ホームページを持たないサロン(美容室)は無いと思いますが、

あ、ありました!ホームページを作らずにInstagramをホームページ代わりにしている知り合いのサロンがありました・・・。

そのような一部を除き、ほとんどのサロンがホームページを持っています。そして求人募集をするサロンであれば、その中に「求人情報」「リクルート」など言い方は様々ですが、「求人募集」に関する専門のページを持つサロンが多いと思います。

なぜ求人ホームページが必要なのか。

それではなぜ求人ホームページが必要なのか説明していきます。

1)サロン選びでホームページを頼りにする美容学生が多い

下記のアンケートはビューティープロが2022年の春に2年生を対象に取得した美容学生のアンケートをまとめたものです。就職先のサロンを探す時に何を頼りにしますか?という質問に対して一番多いのはInstagramですが、次いで先生のアドバイス、ホームページが多いという結果です。先生も学生に相談されれば「ホームページを見るように」アドバイスされるとの事です。美容学生の就職先のサロン選びのツールとしてホームページ、中でも求人ページを見に来ますので重要だという事がお分かりいただけると思います。

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2)より多くの情報を求める美容学生が多い

就職情報を求める際に最もオーソドックスなのは「求人票」ですが、今時の求人票にQRコードがたくさん印刷されているのをご存知でしょうか?Instagram、ホームページのQRコードを入れる事はもはや当たり前です。(もしやっていないサロンがありましたら直ちに求人票を作り直してください)ホームページは求人ページがしっかり作ってあれば求人ページのQRコードを入れる事が多いです。そのため、求人票を見た学生はQRコードからInstagramやホームページの内容を確認します。そこから派生して集客メディアなどありとあらゆるメディアをチェックするそうです。今時の学生の「知っているサロン」はリアルに行った事があるサロンではなく、「ネット上で知っているサロン」なのです。そして当然比較対象していきます。その結果、ネット上の情報だけで大いに共感しサロン見学へ行きたくなる場合も少なくありません。また逆に言いますとネット上の情報が少なく、お粗末であるがために失望し選択外になってしまうことも十分あり得ます。ネット上で良質な情報をどれだけ提供できるか、ここである程度の勝負が決まっていると言っても過言ではありません。

3)信用・信頼できるサロンへ就職したい美容学生が多い

コロナ禍、美容業界に限らず、経営状態が悪化したり採用の見通しが立たず、内定取り消しや解雇などの事態が発生しました。その結果就職する企業に「安定」を求める学生も増えたと言います。(実は安定などないのですが)その結果、美容業界でも信用・信頼できる企業、サロンへ就職したいと考える学生が増えました。(一方、安定など求めずに挑戦する学生も増えましたが、安定を求める若者と挑戦する若者と、2極化しています。)また親御さんの影響も大きく、親御さんは大切な子供を信用・信頼できる企業、サロンに就職させたいと思われています。Z世代は母子密着度が高いと言いますので、親御さんの印象は無視できないでしょう。その時、企業、サロンの顔・看板としてのホームページの役割が大きくなります。そもそもホームページの役割の大前提は企業が確かに存在するという証を示す事です。

4)共感できるサロンへ就職したい美容学生が多い

下記のグラフはサロン選びに何を重視するのか、先ほど同様に学生アンケートをまとめたグラフです。このグラフから分かるようにサロン選びに「人間関係」「雰囲気」を重視しています。「人間関係」「雰囲気」はリアルにサロンに行って観察する事が一番ですが、ネット上で「人間関係」「雰囲気」を感じとることも可能です。そのツールとしてSNS、そしてホームページが非常に適しているのです。条件面では給料、休日休暇を気にする学生が多いので、この2点については丁寧に説明すると良いでしょう。

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以上のことからお分かりいただけるように求人ホームページの重要度は増しています。しかし、明らかに「手抜き」と思われる求人ホームページや、見た目はキレイでも内容がスカスカの求人ホームページのなんと多い事でしょうか!!非常に「機会損失」です。

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ホームページはあるのは当たり前・・・

今の時代、求人コンテンツとしての

中身が重要なのです!!

美容室の求人ホームページ、どう作るべき?

改めまして、わたくしユーミンは理美容業界の求人一筋14年、起業前はリクルート求人広告トップ営業マンとして美容室の求人に関わってまいりました。また「美容師になろう!」はじめとしたメディアの編集長として営業、企画、取材、編集、ライティングなど一連の業務に関わるディレクターでありプロデューサーでもありライターでもある「マルチプレーヤー」、そして美容業界の「つうの人」。目の肥えた私の意見、美容室の求人ホームページ、どう作るべきが、抑えるポイントをお話しします。

抑えておくべき3つのポイント

1)共感採用のポイントを抑える

理念、ビジョン、社風、社長の人となり、創業のストーリー、スタッフ情報、イベントなど「共感ポイント」を具合的に画像と文章で明確にする事が必要です。今や美容業界の求人活動、条件面は横一線!!休みが◯日多いとか、給料が◯円多いとか〇〇を補助します、とか細かい戦いになっています。もちろん条件は重要ですが、そこの土俵で勝負しているとキリがありません。条件が良いことは大前提で「あなたのサロンにしかない物語」が必ず存在しています。私はセミナーで声を大にして言い続けているのですが、他のサロンとの一番の違いは「社長であり、働く1人ひとりのスタッフ」なのです。物を売るのにも完成品ではなく「制作過程」を売るプロセスエコノミーという手法が今の主流です。美容室という出来上がった現在を見せるだけではなく、出来てきた過程や未来への想いを見せる事が、求職者の共感を得られ感情をゆさぶる事ができるのです。

2)スマホで見やすく導線がスムーズ

美容学生の100%がスマホで見ると行っても過言ではありません。スマホ仕様になっていることは当然で、知りたい情報にスムーズに辿りつける導線が必要です。見づらいホームページですとすぐに離脱されてしまいます。また、求人ホームページをどうしたら多くの美容学生に見てもらえるか、そちらの導線も重要です。ほとんどの美容学生が目にするSNS、Instagramからの導線もしっかり構築しましょう。

3)かゆい所に手が届く

必要性のところでお話しましたが、「人間関係」「雰囲気」「給料」「休日休暇」そして「教育カリキュラム」など美容学生が知りたい内容に対してより細かく丁寧に記載する事が必要です。「よくある質問」を設けるのも良いでしょう。また、「履歴書送付してください」と記載されているのに郵便番号がなかったり、会社名や担当者名、電話番号や応募方法を見つけにくいホームページのなんと多い事か!!応募者の立場に立って一度見直されると良いでしょう。


求人活動の発信ツールとしてとても重要な求人ホームページの必要性、どうあるべきか、についてお話ししました。ビューティープロでは求人ホームページの制作業務も行っています。今の時代に合った求人ホームページを美容業界求人のプロ、私たちビューティープロにぜひ、お任せください。

求人ホームページに関する無料相談を承っております。こちらよりお気軽にご連絡くださいませ。




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