サロンでの提案の軸を持ちませんか?

エステティシャン、セラピストの皆様、こんにちは!
ホーミッシュの石田です。

時代の流れが急速に変化している中で、ずっと愛されるサロン作りをするときに私が考えることを書きたいと思います。皆様の方向性との接点や違いと比較してみていただければと思います。

肌を良くするために必要な考え方

肌がどうしても良くならない時の対応方法をご紹介したいと思います。

肌は体が元気だったら、自然に回復する力がありますので、普通は回復していきますよね。ニキビや赤みなどの炎症も普通は3日もすれば治っていきます。シミにしても同じで、怪我をした後ってかさぶたになりポロッと瘡蓋が落ちるとちょっとくすんでたり、シミっぽい感じがあるけど、だんだん周りの色と同じになります。

こんな感じで、肌は回復するのが通常モードです。

でも、だいたい、何をしても良くならないから巷には色々な方法があるんですよね。

そこで、まずチェックして欲しいことは
1、肌への「外的な刺激」物理的・化学的なことがない状態かどうか
2、循環、筋肉、神経、免疫力や腸内環境などの内面ケア

ということです。

最初のステップはスキンケア

物理的な刺激というのは摩擦です。手で触れたり、コットンで触れたり、ファンデーションのスポンジ、メイクブラシなどです。

化学的な刺激とは、紫外線が代表的。これは皮膚の新陳代謝も狂わせてしまうので、本当に注意していきたいです。後は皮膚はタンパク質でできているので、タンパク質が変化してしまうような刺激にとっても弱いです。
熱変性というのがありますよね。目玉焼きを焼いていくとプルプルの状態からカリカリになります。これが熱でタンパク質が硬くなっていく状態。天ぷら油が顔に跳ねるとシミになっちゃうし、前髪をストレートにしようとうっかりアイロンがおでこに当たればそのままシミになることもあります。

他には、洗うものに含まれている洗浄剤によってタンパク質が変化してしまうケースもあります。この場合、天ぷら油よりも小さな変化なので、じわじわと慢性化しやすのが特徴です。クレンジングやフォームなど毎日洗顔するものにこだわるのは保湿剤を良いものにするよりも効果は高いというのはこのようなことがあるから。

洗顔は美肌の基本というのは私も本気で同意します。これらの外的刺激を完全になくすことよう行動するのが最初のステップです。

本気でインナーケアに取り組むために

肌のトラブルは、外側からの刺激によることが2割くらいで、後は睡眠不足とかホルモンバランスが乱れているとか、腸内環境が悪いとか、ダイエットで食事をまともに取ってないとか、内面のことが8割になります。

あー、それならやっぱりインナーケアをやらなきゃね。と思いますか?
もちろんインナーケアも大事です。

でも、確実にスキンケアによる影響もあるので、本気で美肌を作ろうと思っていたら、まずはスキンケアの見直しです。

それでもなかなか良くならないなーという時には体そのものの回復力に問題があるので、本気でインナーケアに取り組めるようになります。

そもそも、この原因がなんなのか、がわからないふんわりした状態でなんとなく良くなればいいなーというのは良くならないですね。何事にも原因があるので、それがわかれば意外とケアは難しくないというわけです。

小さなストレスにしっかり向き合う

肌にニキビがあったらり、ピリピリしたりすると、なんとなく憂鬱になりますよね。これが怖いんですけど、病院に行くほどではないけど、なんとなく憂鬱、というのは小さなストレスです。

この小さなストレスを侮ってはいけません。
チリも積もれば山となる、との言葉とおり、小さなストレスは本当に思考の邪魔になるんですよね。肌が痒いというのも集中力がなくなります。肌は女性にとってはものすごくメンタルに影響しますので、小さなストレスを無視せずに向き合っていきましょう。

サロンの軸はありますか?

このように、巷に溢れている美容法を整理整頓し、相談してくださる方に丁寧に提案する力が求められています。これさえ持っていれば集客やPRをせずとも、お客様が皆様を頼って来てくださります。

私はいつも「サロンの軸はありますか?」と聞きます。サロンがなんとなく良さそうだからという理由で提案していると肌の悩みは繰り返されてしまいます。私自身が重度の敏感肌であったことで、強く「同じような苦しい思いをする人を作りたくない」と考えるようになりました。きっとあなたにも実現したい未来の姿があると思います。ぜひ、その未来を聞かせてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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