ヘアアイロンを上手く使う方法

髪をセットする時に多くの方が使っているヘアアイロン。
しかし、髪の毛にとってみれば、ヘアアイロンは髪への負担が大きいアイテムです。
できるだけダメージを抑えて、パサつきを出さないようにしましょう。

熱を使うアイテムの仕組み

髪の毛は乾いている状態でも内部に水分が保持されており、健康な髪の場合、髪内部には12%から15%ほどの水分が保たれています。
この水分を数%、熱によって飛ばすことでカールやストレートの形を作っています。

ーCREATEs

ダメージについて知るために、仕組みについて知っておく事も大切ですね。
アイロンのみならず、”熱”を利用してスタイリングをするということは
髪の内部の水分を飛ばしている、ということなので、やりすぎるとパサつきの原因になります。

では実際に、どれくらいの負担をかけているのでしょうか?
具体的なダメージを細かく説明するのは難しいですが、
熱を利用する事による髪の毛への負担の種類は大きく3つ

・熱の影響で起きる乾燥
・タンパク質の熱変性
・摩擦

どれも髪の毛への負担が大きいものばかりです。
ヘアアイロンを使うというのは、この3つの負担を同時にかけているという事です。
それだけ負担が大きいので、できるだけヘアアイロンを使わないに越したことはありません。

それでも、『綺麗』や『可愛い』を作る上で
ヘアアイロンは、女性にとって欠かせない存在です。

ダメージをできるだけ抑える方法として、以下のような対策をしておくと、かなり髪への負担が抑えられます。

・予め保湿をしておく(濡れていると感じるのはNG)
・温度の設定を低くしておく(高くても160℃まで)
・何度もヘアアイロンを通さない(挟んだまま1カ所で止まらないように)

使う前に対処しておくだけで、負担を軽減できます。
熱ダメージに強いヘアオイルを使用前につけておく事や、ヘアアイロンを使った後につけるオイル、バーム、ミルクなどのケアアイテムは必須です。
自分の髪質や状態に合ったものを選びましょう。

いかがでしたか?
ヘアアイロンの性能も高くなってきているとは言え、ダメージがなくなる訳ではないので、しっかりと対策していきましょうね◎



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