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違わないことなのかどうか

これを読むと、体から力が抜けて、
休みの日を寝て過ごしたのですが・・・

*~*~*~*~*~*

それは、偶然に見つけた本でした。
吉本ばななさんの 「違うこと」をしないこと
というタイトルの角川文庫で、

いま、これをするべきかどうか?

などと、ちょうど私も迷っていることがあり、
その判断基準にできたらなー
と、
軽い気持ちで読み始めたのですが、

読み始めてすぐに、ガンガン心に響いてきて、
うわああ、と叫びたくなるような、
自分が恥ずかしくなるような、
違ってることしてる、私??

と、赤くなったり青くなったり、
大変な時間が始まりました。

この本を読み始めてすぐ、
最初の方に書かれていた言葉に、

「本来の自分と調和していない感じの人がいると、
 すぐに気づきます」

というのがあり、

もしかして、私のことなのか??

と、思ったことに始まり、

自分らしいって、どういうことだろう、
と、
中二病のようなことを考えるだけではなく、

本来の自分とドンドン離れていってるような感覚を、
なんだか最近、いつも感じていて、

いや、これまでの55年の人生でとは言わないまでも、
ここ数年の自分に対して、
居心地の悪さを、ときに感じてもいました。

そして、
もし違っていると感じたなら、
どう軌道修正すべきなのか??

その答えを探って読んでいると、

違わないことをするための方法についてより、
違わないことをするとどうなるのか、
違うことをするとどうなるのか、

そんなことがたくさん書かれていました。

*~*~*~*~*

本の内容について思ったこと、
まだまだ書きたいこともありますが、

結局、これを読んで私がしたのは、

一日ぼーっとして、よく寝たこと、です。

そして、
文庫本のための、特別書き下ろしがあり、
それは、読者からの質問に、

ばななさんが答える、という
お悩み相談の、文庫版増設ページで、

案外、ここに書かれていることが、
実際のハウツーのような気もしました。

「違うこと」をしないために。
ちがうかどうか、考える前に、
頭がからっぽになるようなことをするのが
いいかもしれません・・・わかりませんが。

少なくとも、私の場合は、
それでずいぶんスッキリしました。

違うことをしない自分でいるために、
自分の顔を鏡に映して、
ちょっとため息もつきつつ、

フェイスデザインの毎日の行程を、
やってみたりもしましたよ。

これは、違う違わないというより、
とにかく、
老化スピードをゆるやかにするために、

問答無用で、
私が毎日やっていることです。

やることで、自信が戻ってくるなら、
やらない手はないですね。






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