【インタビュー企画】きっと地球に遊びに来たんだよね 連載③赤い本を書くきっかけをくれた人
北條真理 (Mari Hojo)
宮崎県出身
幼少期から宇宙や夢や神秘の世界に惹かれる。
2001年にオーラソーマと出逢い、人それぞれに「自分の色」があること、
それを思い出して生きることの楽しさを伝えるコースやワークショップを各地で開催。
「Who am I?」の探求とともに生き、旅と猫をこよなく愛する。
すべての人が自分の人生のクリエイターであることを伝え続けている。
ASIACT認定オーラソーマ®ケアコンサルタント
レベル3ティーチャー
Blog:いろ、つむぐものたち
連載③赤い本を書くきっかけをくれた人
___この前のお話会(出版記念のトークショーin宮崎)で一番印象に残ったというか、聞けて良かったと思った話は、赤い本を書くきっかけになった方の話。本のあとがきにも出てきた、、、
あの亡くなった方のね。
___そうです。
何が良かった?
___本のあとがきで、「約束が果たせているでしょうか」っていう言葉。(p341) 話を聞きながら涙がでました。
わたしもそこ、泣きながら書いたと。
___エピソードを知らないときは、さらっと読んだんですけど、知ってから読むと、わあって泣いてしまいます。
それ、わたしの友だちも言ってた。友だちも知ってる人だったから、
「あの人のことだったんだね」って。
___その亡くなった方は、コースを一緒に受けていたとか、ですか?
ううん、わたしの二十歳くらいからの知り合いで。
生きづらさを感じてたころ、オーラソーマとか全然知らなかったころ、
「何のために生まれてきたかわからん」て、ボーっと生きてたころ。
生きづらくて、でも「何かわたしは生まれてきた目的があるはずなのに何してるっちゃろう」って、紋々と生きてたころ、わたしにすっごく影響を与えてくれた人。
___「・・・みつけた!とまるでお花畑から見たことのない花を積んできて目の前にさしだしてくれる」(P340)
そうそう、こういうことばっかりわたしに言ってくれて。
「だから真理は宮崎なんだよ。だから都会の人たちに真理はそれを見せる役割があるよ。」とか、
「都会の人は気づけないことを真理は気づけるんだよ」とか。
「ほらほら、見てみて」っていっつも俺が知らない話をしてくれるって。
そういう存在だったんだって。
だから、赤い辞書を作ろうと思ったときに、この言葉がでてきたと。読んだ人にとって、「こんな見方があるんだ」とか、「ああこう見れば、こんな発想がある!」みたいな本になればって。
___真理さんがブログで書かれてたみたいに、人それぞれの気づきが生まれてくるのが嬉しいって。
うん、それが嬉しい!
___たぶん、同じ文章を読んでも人それぞれ違いますよね。
うん、違う。そして、その時によっても違う。
彼の影響はすごくあって。いつも絶対的な味方やったと。否定されたことがないとよ、この人に。
で、わたしこの人の、人の話の聞き方が大好きで。
例えば、わたしが「ちょっと聞いて○○で○○やっちゃわあ」って話をしたら、聞き方として、「そうなんやな」って。
わたしが「どう思う?」て聞くと、
「真理はどう思ったん?」ってまず自分の意見は絶対に言わないの。
___まず聞いてくれる人だったんですね。
そう、そして、わたしが答えると、必ず「すばらしいな」って。
そして「もしかすると俺やったらこうするかもしれんけどな」って最後に言う。
だから、否定の言葉がないから、「俺やったらこうするかもしれんけどな」て言葉がすっと入ってくるとよ。
否定せずわたしのことをまず受け入れて、アドバイス。一回も否定されたことがなくて、いっつも「すばらいいすばらしい」で。
わたしからすると「え?どこが?」と思うことでも(笑)
いつも言葉があったかくて素敵だなあと思った。
___その方の影響ってすごく大きいんですね。
そう、だからこの前のコースのあとも感想をもらったんだけど、
「一切の否定が無くて」て書いてあって。わたしは否定しようとかしないとかも無くて、ただ双子座の好奇心で聞いてるだけだから。
だから、影響あるのかも。人の言ってることを否定したくないっていうのはその人の影響かも。否定されなかったことが嬉しかったから。
___自分がそうされて心地よかったから。
そう、だからわたしも人の話を否定せずに聞きたいっていうことになってるのかな。でも、意識したことがないとよ。それか、もともと彼と似てるのか。
Rちゃんにも、「プライベートでは否定するけど、コースでは否定してないよ」って言われる(笑)
___否定もないし、コントロールも無いんですね。
うん、でも自覚がないからそれもわからんとよ。そういう話を聞くと、よっぽどこの人はコントロールされてきたっちゃろうなあて思う。親もそうよね。
___ああ、親の影響って大きいですよね。
だから、人に言われて自分の質を知るって感じ。やっぱり9、鏡やとよね。
連載④に続きます。
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