アイアンシェフ!
ハワイの中学校で英語が母国語でない生徒の教師をしていますが、日本語の選択クラスも受け持っています。
高校では1年通してあるクラスですが、中学校では2学期間(ハワイの学校は4学期制です)だけ学びます。ここ何年か学期末のお楽しみとして「アイアンシェフ」を開催していす。昔あった「料理の鉄人」はアメリカでも「アイアンシェフ」として放送されていましたね。
教室では火を使えないし、75分の授業時間内で調理、試食、投票をするため、できる料理は限られてしまいます。なので、いつもテーマ食材は「豆腐」。日本ほど種類はありませんが、一応、”Soft” “Mediua Firm” “Firm” があります。グループに分かれてレシピを考えます。作り方を英語で書いた後、日本語に直します。
学ぶフレーズは
“〜o kirimasu” “〜o mazemasu” “〜o kakemasu” “Itadakimasu” “Oishii”
といったところでしょうか。
当日は他に必要な材料を生徒が持ち寄り、調理開始! 包丁は生徒に持って来させられないので、私が自宅から。「先生の包丁めっちゃ切れる! こわっ」って。私はそろそろとがなくちゃ、と思ってたところなのに、、、。あたふたする生徒を見て、私はニヤニヤ。
お楽しみは出来上がり。なかなか微秒なものから、味噌汁、いろんな種類のキャンディーのみを使った「海苔巻き」(あれ?豆腐は?)などなど。みんなでワイワイ試食して、味、盛り付け、クリエイティブさ、で投票して授業は終わります。今のところこの授業をした後お腹が痛くなったと聞かないので、一安心。
あ〜楽しかったなぁ。今年はできるかなぁ。今のままだと無理そうだなぁ。
【text&photo by Mina from Hawaii Big Island 】
成田水奈 愛知県出身。27歳の時に米国アイオワ州に留学。小学校教員免許を取得後公立小学校で教える。結婚を機に全く興味のなかったハワイ島コナに移住。しかしコナでフラダンスと出会いフラを通してハワイの歴史や文化、自然との関わり方や生き方を学びながら、日系人協会に所属し日系人移民の歴史、功績も学ぶ。離婚後もハワイ島が気に入り引き続き公立中学校で日本語とEL (English Learners)クラスを教える。通訳をきっかけにタマラエネルギーと出会う。自分らしく生きるサポートエネルギーを広めるためアクティベーターとなる。
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