仕事に追われない仕事術とは、【翌日やる】が基本だった

『仕事に追われない仕事術』を読んで。

明日やる?
「今すぐやる」が仕事ができる人じゃないの?

今まで、そう思っていました。

それはなぜか?

「忘れないうちに今やってしまえ」

という感覚でした。

でもそうすると、

「ただ忙しいだけの仕事」

に追われて

「本当の仕事」

がいつまでたってもできません。

人生の大事な時間、私たちがやるべきは

「ただ忙しいだけの仕事」

をやるのではなく、

「本当にやりたいこと」

をやることに時間を使うではないでしょうか?

私たちは、

「降ってくる仕事」

に、いちいち対応していると、

「ただ忙しいだけの仕事」

に日々の貴重な時間を使っているだけだ、

と筆者は言うのです。

「本当にやりたいこと」をするためには、どうすればいいのでしょうか?

それには、
「to do リスト」や、「優先順位」
でもありませんでした。

1【新しく降ってきた仕事は基本明日やる】

新しい仕事にいちいち対応していたら、

「今日やる仕事」

が終わらなくなるから。

=「邪魔が入る」ということ。

忘れないように今やるのならば、
今はやらず、

『忘れないように明日以降の予定に書く。』

仕事を振り分けるということ。

ちなみに、

「仕事は明日やる」を、

「マニャーナの法則」

というそうです。


2【will Do リストを活用する】

「will Do リスト」
とは、
「必ずやる仕事」
だけを書く。

「to do リスト」

のように無限に増えていかない。

「今日必ずやる」

ということをコミットする。

いつも1日分の仕事量をコミットする。

今日、このリストの全てをやることが決まっているので、

「優先順位」

は必要ない。

どれから行っても良い

↓will Do リスト活用例。
本書より。

3【will Do リストをタスクダイアリーで管理する】

「タスクダイアリー」

は日記帳のようなもの。

1日のやることを書くノート。

「タスクダイアリー」

に今日必ずやる仕事を書く。

ポイントは、

『リストの最後に線を引き、それ以上増やさない』

増やすのは

「翌日以降」のページ。

そうすれば、

「緊急でも重要でもない仕事」

に飛びつくことがなくなる。

もし、

「今日やらなければならない仕事」

が発生したら、

線の下に書いて、今日やる。

タスク以外のことをした時も、線の下に書いておく。

1日の仕事が終わらないことが3日続くようなら振り返る。

その時に、

「タスク以外のことをしていないか」

が、わかる。

↓タスクダイアリーを日記帳での活用例。
本書より。


【まとめ】

『新しく降ってきた仕事は明日以降にやる』

を、やってみる。

これなら、

「ただ忙しい仕事に追われて1日が終わる」

のではなく、

「本当にやりたいことをする時間」

が作れるのではないでしょうか。


『仕事に追われない仕事術』
マーク・フォースター 著
青木 高夫 訳

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