キムテヒョンはシュルレアリスムな男
キムテヒョンの紹介文を見つけた。
キムテヒョンの紹介ではなく、日本国語大辞典による『シュルレアリスム』についての解説だった。
そしてこう続く。
テテは見る人のリビドーを発動させる。
テテ自身の中にも炎うずまくリビドーを感じる。
テテは人間や生き物の「命の感じられる温度」が大好きそうなので、そこから発動するテテのリビドーは凄く官能的で、じわじわ温度が熱い。そして少し切ない。
そして
ダリ…
ダリ…
うーん、ダリ。
以前「テテと赤い色」というnoteで、テテの内側に秘めた感性について書いたが、そうか、シュルレアリスムだったのか。テテのユニークさの呼称で「四次元」「五歳児」と言うのがあるが、テテももう立派に大人なので、次からは「さすがシュルレアリスムな男!」と呼びたい。
そしてシュルレアリスムの世界に欠かせないフロイトの夢判断。眠っている時に見る夢が無意識下の願望を現していると説く世界。
テテのソロ曲『インナーチャイルド(map of the soul on:e)』のコンセプト。
この雲や花は明らかにテテ画伯の絵なのだが、この夢の中のような世界。無意識の世界。これはまさにシュルレアリスムの中のフロイトの提唱する世界。
テテの夢の中。
美しい
頬や胸の上に乗った小さな遊具。無意識下の中で、家族に包まれた優しい時間と純粋な童心を望むキムテヒョンの姿が剥き出しになる。
シュルレアリスムな「美術」を、自分を使ってこんなにも美しく表現出来てしまう人。
もうアイドルの枠には嵌まらない躍動感の中にいるテテが、かつてダリが自分自身をアートとして表現したように、キムテヒョン自身をアートとして思う存分発揮出来る環境になっていけばいいなぁと思う。
ダリのようにユニークに、そしてハンサムに歳を経ていくテテが見える気がする。
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