見出し画像

すべての都立学校の女子トイレに生理用品を配置へ

男性の私がこの問題を考えるのもなんなのだが、しかし、これは切実な問題。

「『スマートフォンの料金は払えるのに、なぜ生理用品は買えないのか』という声があるが、スマホがなければ勉強や就職活動に差し支えることもある」と強調。「他人に気付かれにくい生理の問題はおざなりにされがちだ」と指摘する。

「生理の貧困」学生の約ニ割が生理用品 買うのに苦労

ここでも調査したが、『派遣仕事で、月十数万円の収入、家賃で数万円消えていったら、月に二千円とか三千円のタンポンやナプキンの支出もバカにならないのかもしれない』と述べて、調べてみたら、話は、タンポンやナプキンを供与して済むだけの話ではなかった

生理にかかるお金、一生でいくらになる?
計算してみたら(アメリカの場合)

必要なものは、タンポンやナプキンだけではない。

■ 生理痛の薬
■ タンポン
■ ナプキン
■ 下着
■ PMS(月経前症候群)が原因で食べたくなる物
■ ニキビの薬
■ ピル(経口避妊薬)
■ 保温グッズ

タンポンやナプキンを節約するために、「生理用吸水ショーツ」も新製品が続々と発売されているが、最低二枚必要だとしても八千円かかるのだ。

金魚ちゃん様の生理用吸水ショーツの試着レポート

男性もこの問題は今どうする、ということはできないが、社会問題として頭の片隅においておいたほうが良いだろう。

そして、「すべての都立学校の女子トイレに生理用品を配置へ」で前進はしたが、都立高ニ百五十校だけの話であって、じゃあ、他の中学高校は?大学は?小学校高学年は?学生以外は?と考えると、まだまだ、先は長い。

すべての都立学校の女子トイレに生理用品を配置へ。
「広まってほしい」「大きな一歩」の声

東京都は9月から、すべての都立学校の女子トイレに生理用品を配置する方針を明らかにしました。経済的な理由で生理用品が購入できない「生理の貧困」問題を受け、学校での女子生徒のサポートに踏み出しました。

生理用品を全都立学校の女子トイレに配備
『生理の貧困』支援

生理用品を十分に手に入れることができない、いわゆる「生理の貧困」が問題となる中、東京都教育委員会は、すべての都立学校の女子トイレに生理用品を置き、必要な児童・生徒がいつでも使えるようにします。

新型コロナウイルスによる経済的な影響が長引く中、若い女性を中心に生理用品を十分に手に入れることができない「生理の貧困」が問題となっています。

こうした中、東京都教育委員会は、ことし9月から、すべての都立学校の女子トイレの手洗い場などに生理用品を置くことになりました。

都立高校と中高一貫教育校、それに特別支援学校の合わせておよそ250校が対象で、必要な児童・生徒がいつでも使えるようにします。

都教育委員会は「児童・生徒がいつでも生理用品を入手できる環境を整え、安心して学校生活を過ごせるよう取り組みたい」としています。

フランク・ロイドのエッセイ集


サポートしていただき、感謝、感激!