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「雨の日の美術館」/「雨の日の拾い者」

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雨降る日曜日、俺は上野の森美術館の展覧会を見に出かけた。 俺は展覧会の目玉の作品の前で独り言で絵の評論をつぶやいていた。それを耳にした女性がいた。彼女に「私にいろいろと教えてい…
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#生き方

シリーズ物を書いていて、時間軸が・・・

シリーズ物を書いていて、時間軸が・・・ 前回、「『雨の日の美術館』フィクションを書いていて」を書きましたが、私はストーリーの時間軸に関して偏執狂的なものを持ってます。ストーリーよりも時間軸が大事なほど。  だいたい、シリーズ物のフィクションを読んでいて、この話の後、唐突になんで次の話がこんな風に出てくるんだ?何時間後、何日後なんだ?登場人物がこんなに早く気が変わるものなのか?と思ってしまう。  前回も「始めてしまったものは仕方ないので、noteからの移設・整理も含めて書い

「雨の日の美術館」フィクションを書いていて

「雨の日の美術館」フィクションを書いていて これは、私の私見での話で、一般論ではないのですが、常々思っていることは、短編4千字を十編集めて4万字にまとめたとしても、それは長編の4万字にはならないだろうな、と。私が不器用だから、短編のプロットと時間軸、伏線をうまく設定できないからでしょう。私の文章も冗長で、説明くさいから。だから、読まれないのでしょう。仕方がない。  ただ、闇雲に書いているってわけじゃなく、時間軸の一貫性を一応は考えています。それで、書き進む内に、前に書いたこ

「雨の日の美術館」/「雨の日の拾い者」目次、登場人物

「雨の日の美術館」あらすじ「雨の日の美術館」目次雨の日の美術館 第1話 ●2017年11月12日(日)、上野の森美術館「怖い絵」展 ●2017年11月12日(日)、国立科学博物館 第2話 ●2017年11月12日(日)、上野アメ横 ●2017年11月12日(日)、タクシーの中にて 第3話 ●2017年11月12日(日)、北千住の分銅屋 雨の日の美術館(総集編1) 第4話 ●2017年11月12日(日)、身上明細書 第5話 ●2017年11月12日(日)、美香の部屋 第6