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#天鈿女命

フランク・ロイドのエッセイ・小説目次Rev. 4

フランク・ロイドのエッセイ・小説目次マガジン、”A piece of rum raisin オリジナル” 第二ユニバース、第一章 奈々(絵美)と明彦、総集編 記憶転移、多重人格、憑依 第二ユニバース、前日譚 メグミと絵美、総集編 馴れ初め 第ニ章前日譚、1986年10月11日以前Rev.1、Ep. 1 絵美との初めての出会い(オリジナル) 第ニ章前日譚、1986年10月11日以前Rev.1、Ep. 12 絵美との初めてのセックス(オリジナル) マガジン、【創作】note:D

第三章数学と幽霊Ⅱ、第十六話 二人のアマテラス Ⅰ

「二人のアマテラス」を書くに際して、天鈿女命の存在が非常に重要になってくる。卑弥呼という祟り神としてのアマテラスと卑弥呼の宗族の娘で、卑弥呼の後継者、天皇家の直系の先祖としての臺與(トヨ)というもう一人のアマテラス、そして、臺與(トヨ)の師匠でもあった、天鈿女命。この三人の女性の絡まる物語を書いてみようと思っている。 天皇家の祟り神である「卑弥呼アマテラス」は、伊勢神宮に封印されている。古代より歴代天皇が伊勢神宮に行幸しないのは、封印された祟り神と接する必要がないのと、「卑

【創作】note:Data 2021/02/02/1、天照大神と建速須佐之男命(表)(裏)

話は戻って、スサノヲの時代の話。古事記・日本書紀の記述によれば。高天原の追放前は、スサノヲのお話はこうなっていた。 アマテラスと兄弟建速須佐之男命(スサノヲ)は、『古事記』の記述によれば、神産みにおいて伊邪那岐命が黄泉の国から帰還し、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊を行った際、天照大御神、月読命に次いで鼻を濯(すす)いだときに産まれたとする。 『日本書紀』では伊邪那岐命と伊邪那美命(イザナミ)の間に産まれ天照大神・月読(ツクヨミ)・蛯児(ヒルコ)の次に当たる。 イザナ

【創作】note:Data 2021/02/01/1、天鈿女命3

太陽が日中突然消えてしまう皆既日食は、古代の人々にとって天変地異であり脅威でした。古代の中国では天変地異は政治の上で非常に重要な事件で、詳しく調べられ記録もたくさん残っています。中国を治める天より与えられた「天子」ですから、天の声に従って国を統治しないといけません。そのため、天文官という専門職も設けられました。 太古の日本は中国の先進文明の恩恵をまだ受けていないアニミズムの世界で、日食・月食を天文学的に予報する科学力はありません。しかし、例えば「卑弥呼」=「日巫女」ですから

【創作】note:Data 2021/01/31/2、天鈿女命2

第一次純知性体のバイカル湖付近にいたデルタδ1プルーブユニットから、第二次純知性体のデルタδ2が別れて、ブリヤート人の混血部族と旅をし始めたのは12,785年前だった。ブリヤート人達は、樺太を経由して後の日本列島と呼ばれる今は地続きの弧状列島に移った。 縄文海進と古神道、神社、天皇制(10)クローヴィス彗星 第 1 話 アムール川: 12,786年前 第 2 話 クローヴィス彗星: 12,785年前 縄文海進と古神道、神社、天皇制(11)縄文海進前後 第 3 話 日本列島

【創作】note:Data 2021/01/31/1、天鈿女命1

天鈿女命(アメノウズメ)といえば、胸を出し、下半身をさらけ出し、神々を笑わせるお調子者というイメージだろう。有名な話が「天岩戸」である。天照大神(アマテラス)は、弟建速須佐之男命(スサノオ)の横暴を必死に庇い続けるが、とうとう庇いきれなくなってしまう。そのあまりの傍若無人な行動にショックを受け、天岩戸に隠れた天照大神。 太陽の神である天照大神が天岩戸に隠れたことで、高天原(天界)は闇に包まれ、いろんな災いが起こった。これに困った八百万の神は、会議を開く。その時に、知恵を司る