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2022.5.17 布施さんうたコンご出演の感想

5月17日(火)の生放送のうたコンに布施さんがご出演されると聴いて、録画してさらにリアタイしました。

結論から言うと、圧倒的によかった。
最初は特にnoteに残す予定はなかったのですが、感動したので書くことにしました。もう20回くらい見たかも。
主にトークの書き起こしと、私の感想ですが、よろしければお楽しみください。(布施さん以外の箇所は、すみません、端折ります。)

会場は東京国際フォーラム。
今回は、元スパイダーズの堺正章さん、井上順さんもご出演。
「あの時君は若かった」をデュエットで歌われたあと谷原さんの隣の席で待機してる布施さんを発見!いよいよ布施さんのターン。ワクワク…

布施さんの衣装はメガネにスーツもタイもシャツも全部黒。決まっていらっしゃる。カッコいい。(メガネ好き)

谷原:布施さんこの元気なお二人嬉しいですね、見られて。
布施:嬉しいですね、ええ。僕ね、初めてね、スパイダーズを見たのが前回
の昭和39年の東京オリンピックの夏に!
谷原:あ、そうだったんですか…!
布施:えぇ!もぅ、かっこよかったです。

(余談:話してる途中に堺さんと順さんが袖へと退いたのか、大きな拍手。そこで赤木アナが(堺さんと順さんを)「可愛かった」と言ってたのが、可愛かった(笑))

そして銀座イエスタデイの紹介へ。
植木等さんの写真とともに、流れる植木さんバージョンの銀座イエスタデイ。青春の思い出を綴った曲だったんですね。
植木さんによるオリジナルバージョンは↓。

赤木アナ:…(前略)今日はこの「銀座イエスタデイ」を布施明さんに歌っていただきます。よろしくお願いします。
布施:はい、よろしくお願いいたします。

谷原:実は植木さんという方は、布施さんにとって、ま、数あるお師匠さんと呼んでも良い方のお一人だとお聞きしてますが、どういうご関係性だったんですか?
布施:デビューの時から番組一緒させていただいたんですが、あの、20代の中くらいですよね、ちょうど、あのー歌番組、一緒に司会をさせていただいたんです。
谷原:あーそうなんですか。
布施:その時にね、本っ当にいろんなことを、教えて…
まぁ多分半年ぐらいの間だったんですが、いろんーなことを習いました。
谷原:どんなことを習ったんですか?
布施:えぇ、たとえばね、僕らあのいい加減に日本語で歌っている、日本語、いわゆる言葉は大切にしなきゃいけない、と言うのは、もぅ植木さんに一番最初に言われました。

谷原:自己流にじゃあ崩して歌うんじゃなくて。
布施:えぇ、ポップスなんでね、「ぅわったしのぉぅ♪」とか言っちゃうんですよ。
それは「私の」だろう、というような感じですね。
谷原:なるほど〜。それが今に生きていると思うんですけども、そんな、今日ご披露いただきます植木さんの歌ってらっしゃった「銀座イエスタデイ」、これどんな一曲でしょうか。
布施:あのね、これはあのー、まぁ、昭和で言えば30年代のあのー銀座の歌だと思います。
ですから私とすると、少年時代でありますから、憧れの銀座。なんか、あんなところに将来行ってみたいなぁ、みたいな風に思ったところで、植木さんが多分、えーまぁ歌ったりギターを弾いたりしてる時代だと思いますけれども。
谷原:どうかっこよかったんですか、植木さんて。
布施:あのねぇ、本っ当にもう、スマートなんです!
谷原:スマートなんですか。
布施:えぇ!テレビ局で初めてあのー、スタジオで、あのー、見た、アーティストが植木等さんなんです、僕。真っっっ白なスーツでね、もぅかっっっこよかったです。

谷原:じゃぁ今日はそのかっこよさを再現してください。

布施:(照れたように笑う)

「本っ当に」、「真っっっ白な」、「もぅかっっっこよかった」あたりに、思いの強さが滲み出ていました。あと、「あのー」「あのね」が多くて、なんだかキュンとしてしまいました。可愛らしいなぁ。
トークの間、ちょっとズボンが短かめだったのと、左足の靴下がちょっとクシュっとなって(いるように見え)て、生足がちらっと見えそうで勝手にドキドキしてたのは、きっと私だけ(笑)

そして歌の準備へ向かう布施さん。

ちなみに、植木さんとお二人で司会をされていたという歌番組は「夜のグランドショー」というものらしいです。

後続番組で「歌う夜のデイト」というのもあったらしい。見てみたすぎる…。


歌唱 ♪銀座イエスタデイ♪

雰囲気あるトランペットから始まり。
「シュビドゥバ〜」からの「銀座イエスタディ」の「イエスタディ」の発音の良さよ…。

昭和30年ごろの銀座の映像も途中流れ、曲と相まって一気にタイムスリップしたような気分に。
間奏に入る時のちょっとお茶目な感じのお顔もたまらない!
「日比谷日劇西銀座」の日劇は西劇になったけど。
それ以外は完璧で、めちゃくちゃ大人な雰囲気のある歌唱!

最後の笑顔×細いウフーゥ〜♪に、完璧にノックアウトされました。なにこの破壊力。

谷原:いや〜、魅せられました!
赤木アナ:ムーディーでしたね。

との司会の方々のお言葉に、確かに〜!と思いつつ、英語でのmoodyの意味を思い出して、そういえばこれは和製英語だと思い出す。
なお、英語だと、moodyは不機嫌とか気難しいと言う意味です。なので欧米の方には、褒めるつもりでムーディーと言わないようにお気をつけください。(誰に対しての注意なのか…笑)

その後AKB48、大原櫻子の曲を挟み、再度布施さんのご登場。

歌唱 マイウェイ♪

赤木アナ、谷原さんからのご紹介。
5月10日でマイウェイは発表から50年だったそう。この日はたしか初めてのレコード発売日でもあったような。(1965年、「君に涙とほほえみを」のこと。)

そして2021年4月13日のうたコンでも、布施さんはマイウェイを歌われていた旨について説明がありました。その時は新型コロナの感染拡大防止のこともあり、無観客で歌われていました。(ファンの間ではこれを無観客マイウェイと呼ぶ。)
その時の映像も流れ、しみじみ…。(まだその時実は私は布施さんファンになってなかったのですが)

それから今回の観客席が映し出され、まだまだコロナ対策で満員とはいかずとも、多くの人が観にきているのがうかがえました。

そして始まった今回の大トリマイウェイ。曲紹介の時の谷原さんの「マイウェイ」の発音がかっこいい(そこ?)

布施さんの衣装は黒のジャケット、白いシャツ、黒の蝶ネクタイ、赤いチーフに着替えられていました。これぞ布施さん、な衣装。

歌唱は、もう最高…
途中の間奏でも大きな拍手。立ち上がりそうな人もいました。

歌詞の変更は、今回はなし。でも、無観客との対比もあったからか、布施さんがすごく嬉しそうに歌ってらしたように思えて、それでさらにジンとしました。

最後に谷原さんが「最高でした」とおっしゃっていましたが、本当に布施さんが観客の皆さんの目の前で精一杯歌われるマイウェイは最高だったと思います。

どこかで布施さんが「歌は自分で歌っているだけではダメで、聴いてくれる人が一人でもいてこそなんだ」と言う趣旨のことをおっしゃっていましたが、(記憶が正しければSONGS)本当にそれを肌で感じるような圧巻の歌唱でした。

ちなみに、今回のうたコンはNHKプラスで5月24日(火) 20:42まで観れますよ!見逃された方はぜひ。(NHKの回し者ではありません(笑))

そしてこのうたコン放送の翌日、5月18日(水)には夏にジャズライブを予定されているとのツイートが布施さんの公式アカウントから流れてきました。詳細が待たれるところですが、もしまだ布施さんを生で観たことがない方、ぜひ足を運んで見てください!

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