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ひとりを楽しもう

私は1人が好きだ。私にとって1人でいることは自分が自分であるためにすることで、誰かとワイワイしているよりも気持ちが楽になれるからだ。

おひとり様勢力がじわじわと拡大しつつある今の世の中は、「1人でいたいから1人でいる」という選択ができる。そういう無理をしなくていいと言うのはありがたことだ。

そんな私が気に入っているのが、テレビ東京で現在放送されている「ソロ活女子のススメ」である。江口のり子演じる主人公が、「ソロ活」に邁進する様子を描く。

このドラマを見た時に、「あ!そうそう、めっちゃくちゃわかる!ソロだからこそ物事の本質を見極めて楽しめるからやめられないんだよね!」とすっかり虜になった。

今まで女子が1人で活動していると、「こんなところに1人で……」という目線が少し気になってしまっていた。しかし、あんなにも堂々とソロ活を楽しんでいる主人公を見ると、その必要はないと1人でいることのハードルを下げてくれる。

「ソロ活女子のススメ」の原案者である朝井麻由美氏は、以前の日経のコラムで以下のように述べている。

いまや飲食店などでひとり客を見かけるのは当たり前の時代だ。最近はかつての朝井のように、初めてひとりで出かける喜びを味わう人も増えてきた。朝井は、ソロ活は誰にでも開かれたものだと考える。性別や年齢、婚姻関係、パートナーの有無など属性は無関係だ。「どんな属性であっても、誰しもひとりの時間を持ちたい気持ちは尊重されるべきで、しづらい人にとっても『ソロ活』という言葉が味方になればいい。もちろん人と常に一緒にいたい人はそれでいいし、どちらが正解でも間違いでもない」
「ひとりの時間」は誰にとっても開かれたもの:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK311XS0R30C22A1000000/

私のように1人で生活している人間に限らず、家族やパートナーがいる人でもソロの時間が必要な人はソロ活に励んで良いという。

確かに、「自分の心に正直になって、のびのびと過ごせる」のがソロ活の醍醐味なのだから、「おひとり様限定」にしてしまうのはもったいない。

時間の価値が重要になってきている現代社会では、自分の心と向き合ってリラックスできるソロ活の魅力はさらに広がっていくかもしれない。

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