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閑話2 宅建試験について

宅建試験について連投です。
一昔前であれば業法と法令だけ勉強すれば良いという話があったように思います。
あくまでも個人的な見解になりますが、確かにそれが通用していた時代があったけど、今はその勉強方法では合格無理じゃないかなと思います。
宅建試験の点数配分は①民法・権利関係14点②宅建業法20点③法令上の制限8点④その他8点(免除5点含む)となっている。
不動産業界に勤めている人であれば、②と③で9割取れば免除含めて約30点になる。残り①と④の計17点を仮に鉛筆転がせば確率四分の一として4点獲得で50点中34点取れます。
過去の試験結果を見ると確かに30点台前半の獲得で無事合格圏内にたどり着けた時代もありました。
でも今は残念ながら違うように思います。
例えば宅建業法であれば個数問題等引っ掛け問題が多くなり、すごく勉強しても9割獲得が難しくなっているように思います。
また合格点についても7割の35点を取っても一歩及ばず合格できないケースがあります。(直近2年は36点が合格点です。)
それでは他の受験生とどこで差をつけるかというと①民法・権利関係のところで7割弱の9〜10点くらい取れるようにしたいですね。
もちろん言うは易し行うは難しなのですが、法律初心者にはこの民法が本当に鬼門なんですよね。
自身も学生時代に一般教養で法学を選択しましたが、さっぱりわからず単位を取れなかったことが思い出されます。
受験生の皆様で民法アレルギーがある方は、最初はマンガで書いてある参考書などを手にとって民法に慣れ親しむというのも一つの戦略かもしれないですね。
ではでは。

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