大好きなITZYの日本デビューが決まったので語らせてください【曲紹介ほか】
どうも、miharuです。いつも真面目腐った(ちょっと盛りすぎましたね)本紹介などを載せているのですが、たまにはオタク全開の記事でも書いてしまおうかと思いまして。
本当は書こうか書くまいか迷ったんです、こういう、勢いで書く文章ってどうしても語彙力の無さが際立つから。でも、大好きな方々の、待ちに待った日本デビューに居ても立っても居られず、夜な夜な認めております。
2019年に韓国デビューした5人組ITZY(イッチ)。この記事のはじめに設定した見出し画像の左から、最年長でリーダーのYEJI(イェジ)、ハイトーンボイスが武器のLIA(リア)、イケメン担当RYUJIN(リュジン)、ダンスがキレキレなCHAERYEONG(チェリョン)、みんなのマンネ(末っ子)YUNA(ユナ)。全員が韓国の出身です。推しは敢えて(ここでは)言わないでおきますね、結局メンバーみんな魅力的なんで。
事務所はNiziUでお馴染みのJYPエンターテインメント。TWICEの妹分グループということもあり、デビュー当時から、世界中から注目を集めていました。何となく、KPOPアーティストはオーディションで選ばれる印象があるかもしれませんが、ITZYはオーディションで選ばれた訳ではなく、寧ろ過去のオーディションで落ちてしまったメンバーも在籍するんです。
だからこそ、メッセージ性の強い歌詞、力強いパフォーマンスに説得力が加わり、「ティーンクラッシュ」(十代の憧れ)としての活躍を見せています。十代じゃない私にも刺さりまくりなんですけどね、!!!!
そして2021年9月24日、ついに念願の日本デビューを果たしました。
追記:Мステにこんな早い段階で登場するとは……!日本語版WANNABE大好きです。(2021.11.7)
さて、どんな曲を歌っているか、気になってきましたよね???MVと共にご紹介していきます。私もこれまでのITZYを総復習するつもりで書きます。先に言っておきますが、文章が長いのでお気をつけて。
個性と魅力を存分に見せつける『DALLA DALLA』
2019年のデビュー曲となったこちら。タイトルの読み方は「タルラタルラ」。韓国語で直訳すると「違う違う」という意味なのですが、どんなメッセージが込められた曲なのか、私なりの解釈も含めて説明していきます。
そもそも、英語表記のITZYというグループ名は、韓国語の있다(イッタ、いる・あるという意味)からきているそうです。「あなた達の望むものは私達の中にすべてあるでしょ?あるわ!」とメッセージ、コンセプトのもとで活動しています。
グループの挨拶時に毎回「All in us!」という掛け声から始まるのもそれが所以。
そんな彼女たちのデビュー曲。
とサビで歌うように、周りに流されず個性を大事にしたままにパフォーマンスするグループになりたい、という思いが込められているように解釈できます。
MVの衣装や小物もひとつひとつが華やかできらきらしているものばかり。これも曲の中の
という1番のはじめの歌詞とリンクしているところがあるように感じます。自信を持てない若者へのメッセージソングとも言えますね。
清々しいほど情熱溢れるサマーソング『ICY』
アルバム『IT'z ICY』のタイトル曲となったこちら。MVがこれまた煌びやかで爽やかで最高なんです。リアが赤いドレスにスニーカーを合わせているところとか。リュジンのピンクヘアとか。ポニーテールのユナが満面の笑みを見せるところとか、観ました?観てくださいね、痺れますよね本当。
タイトルにもあるICYはクール、冷たい印象を与える言葉ですが、本当に伝えたいのは「ICY but I'm on fire」という歌詞のように、
「クールに見えるかもしれないけれど、情熱や意思に溢れている」
ということ。
と続け、確固たる自己を持ち合わせていることが伺えます。
もうひとつ、特に注目したい歌詞はサビの部分。
と、噂やネットの言葉、情報社会に惑わされない強い気持ちを歌った曲です。かっこよすぎ。
葛藤し立ち向かうすべての人へ『WANNABE』
前2作の自信に満ち溢れたテーマに比べて、閉塞感や孤独を感じるこちらの曲。前作『ICY』の開放感あふれるMVと比べてみても、混沌とした感じ、周囲の抑圧からの解放、というイメージが伝わってくるように思いました。曲の始まりのサイレンの音も、このことを表しているのではないかと。
この曲で伝えたいメッセージは、「ありのままの自分を愛して」「取り繕わないで」ということなのではないかと、個人的には解釈しています。
MVの中の、伸ばした自分の髪を切るリュジン、ヒールを脱ぎ捨てるユナのシーンなどが分かりやすいでしょうか。こうありたい、と思う自分を自ら愛そうよ、と言ってくれているような気がするのです。
一見強気な歌詞にも見えますが、「I don't wanna be somebody」「I wanna be me」という歌詞のリピートが、私は他の誰でもない、私自身になりたい、という自己の解放を渇望しているのではないか、と思わせます。
自信満々に自己を表現する彼女たちを歌ったデビュー曲の『DALLA DALLA』と対比させると、より深く心に染みませんか?
自由と愛をストレートに表現する『Not Shy』
次に紹介するのがこちら。
これまでのタイトル曲は「私は私」というテーマでしたが、この曲は「愛」をテーマにしたもの。しかし歌っている内容は、ふわふわした気持ちや心の揺れ動きなどという淡い感情ではないところがITZYらしさそのもの。
MVもはちゃめちゃにかっこいいですよね、特に衣装が。荒れ地を颯爽と歩く5人、惚れます。
さて、歌詞についてお話しましょう。shyという言葉は「恥ずかしがる」という意味だけでなく、「躊躇う、避ける」という意味もあります。
自分の気持ちをストレートに伝えると共に、相手の発言をも促すのです。好きな気持ちから逃げずに向き合いたい、そんな気持ちにさせられますよね。恋愛においてまでかっこいいとは、脱帽。
最高難度のダンス、圧倒的な強さを放つパフォーマンスの虜になること間違いなし、な一曲。
パフォーマンスビデオもめちゃくちゃ好きなので貼っておきますね。
貴方の心を奪いに行く-『마.피.아.(マフィア)in the morning』
ヒップホップ味の強いこの曲。『GUESS WHO』というミニアルバムのタイトル曲です。ダークな世界観がITZYの雰囲気に合っていて、個人的にパフォーマンスがすごく好きな作品でもあります。
さて、この曲は「マフィアゲーム(日本で言うところの人狼ゲーム)」に着想を得ているようで、曲のなかでも「いつの間にかまた夜になった」「また朝が明けた」と、人狼ゲームを連想させる歌詞が所々にあります。
マフィアゲームがコンセプトの恋愛ソング。
と、妖艶に誘惑する大人な女性目線の曲とも言えます。今まで感じてきた強さやエネルギッシュさとは一線を画す曲になったような気がしますよね。
ファンの間では、このマフィアゲームというコンセプトのMVについて、公開前からさまざまな予想大会が繰り広げられていました。最終的にメンバーの誰かがマフィア(人狼)なんじゃないか、とか。まあ、人狼って普通そうですよね。
しかし公開されたMVは、最終的にメンバー全員がマフィアという演出だったのです。また、歌詞の中にも「We do it like a mafia」のように、We(私たち)というワードが使われているのがまた不思議なところ。
何だか、この曲を聴いた全ての人の心を惑わせ奪いに来るマフィア(ITZY)という存在、というコンセプトにも思えてくるんです。真相はいかに。
そして新曲『LOCO』
そして今回リリースされたのが、1stフルアルバム「CRAZY IN LOVE」。タイトル曲は『LOCO』です。
この曲は『DALLA DALLA』や『WANNABE』も手がけたGALACTIKAさんプロデュース。待望ですね。
locoとは「気の狂った、いかれた」という意味。これまでの楽曲のパワフルさ、エネルギッシュさはそのままに、
「あなたは私を完全に夢中にさせるの」
「あなたは一体何なの?」
と恋人や好きな人に振り回され、歯止めが効かなくなっていく女性の心理をMVで演出しています。
MVのソロシーンが個性的でカラフルで可愛い!と月並みな感想しか今は並べられないのですが(可愛すぎて)、
ラスト、ダンスをするメンバーを恋人が部屋の中から見下ろしているシーンがあるんです(これはとある動画でリアが考察していました)。5人にとっての恋人?それはひどすぎる!とITZYメンバーのなかでも盛り上がっていましたが笑、これはMVもっと観て私も考察しなければ。
リアが言ってた考察も入っている動画がこちら。猫耳付けさせたスタッフさんに拍手。
今までとはまた打って変わったコンセプトの新曲『LOCO』、パフォーマンスに今までの楽曲の特徴的な振りが散りばめられていて、感動してしまいました。ステージもぜひ一緒に楽しんでくださいね。
新しいアルバム、届くの楽しみで仕方がない、、早く届けよ輸入盤、待ってるぞ。
アルバム『CRAZY IN LOVE』の楽曲も含め、配信サービスで曲を聴くことができるので、気になった方はぜひに!
【最後に】伝えたいITZYの魅力
長々と失礼しました。韓国語も初心者ですし、KPOPアイドルもそこまで詳しい訳ではないのですが、愛あるままにお話ししました。未熟な点多々ありますが、何卒ご了承くださいませ。
ビジュアルやスタイルだけではない、彼女たちのパフォーマンスや楽曲に込められたさまざまなメッセージ、細部まで練られたMV構成、沢山の魅力に興味を持って頂ければ幸いです。「私は私」と高らかに宣言したデビュー曲から、「あなた」という存在の余りの大きさに気づく今回の楽曲まで、私自身は、コンセプトの幅広さやこの変遷がとても好きです。
ビジュアルの話はあまりしないようにしていたのですが、この前KPOPアイドル好きの友達と話していたんです、「ITZYはタイプの違う「可愛い」がバランスよく詰まったヨジャドルだよね」って。確かにそうだな、と。(ヨジャドルは女性アイドルのことを指します。)
タイプの違う彼女たちがつくり出す、唯一無二でガールクラッシュな世界観。ITZYの音楽が、これからすべての人を虜にすることが出来る、そう信じて止まない今日この頃なのです。
何故って?彼女たちはどこまでも「All in us!」なのだから。
ではまた!
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