マガジンのカバー画像

Bearwear 楽曲解説/歌詞対訳

10
Kouによる楽曲解説とKazmaによる歌詞対訳&解説 Bearwearの楽曲を掘り下げていく
運営しているクリエイター

#コラム

楽曲解説/歌詞和訳#2 『Break』

作詞のKazmaと作曲のKou二人による、セルフライナーノーツ的な楽曲解説第二回。 今回は奈良のARSKNと東京のSUPER SHANGHAI BANDとの3WAYスプリットシングル『NEO GARAGE SESSION』収録の、『Break』を紐解いていきます。 楽曲解説ライブアンセム、Break。 南半球最大のメガシティ、ブラジルはサンパウロ出身のオルタナティブロック/シューゲイザーバンド『Kid Foguate』を聴いた時に得た、広大な都市風景を想わせるインスピ

楽曲解説/歌詞対訳#1 『I'll Take You Anywhere』

令和にもなり、心機一転新たな試みということでBearwearのメンバーが様々なことを発信する場としてnoteを開設しました。 まずは作詞のKazmaと作曲のKou二人によるセルフライナーノーツ的な楽曲解説第一弾。 ミニアルバム『DREAMING IN.』収録、Track.1の『(intro)』から始まるアルバム1曲目の『I'll Take You Anywhere』を紐解いていきます。 楽曲解説1曲目はチル&ポップな、『I’ll Take You Anywhere

楽曲解説#0 『何を抱え曲を書くのか』

自分たちで自分たちの楽曲を紐解く、セルフライナーノーツ記事をこれから連載するにあたって、全楽曲に共通するBearwearトラックの本質的な部分について、作曲/ベースのKouが記しました。 Bearwearで表現したこと今回新たに始めるBearwear楽曲解説が、自分がどのような思想の元で楽曲を作っていたかを改めて考える機会となりました。 Bearwearの音楽が、何に抗い、何を表現しているのかを。 話は2017年1月にリリースしたBearwearの1作目『Letters