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言葉ってステキだ

この2、3ヶ月で相当な量のコンテンツに触れてきた。

YouTubeはさんざん見漁ったし、Netflixにも入った。読みたかった「キングダム」を全巻買って読んでみたり、普段聴かないようなアーティストを聴いてみたりもした。

最初の1ヶ月くらいは、気になっていたが観れていなかったものたちに囲まれて、とても幸せだった。有名作品のオマージュなんかの元ネタもだんだんとわかるようになったりして、楽しかった。


でも、ある時にふと虚しくなった。


自分では何もしていないことに気づいてしまい、誰かがつくりあげたものをベッドの上で寝転んで次から次に消費していくことに嫌気がさした。

猛烈に自分で何かを「つくりたい」と思った。


もともと動画や写真に興味があって、一丁前にカメラを持っていたりするのでYouTubeを始めてみようかしら、とも思ったけど、自撮りは苦手だし、声が低いからあんまりYouTubeにはむいてないとかなんとか、それらしい理由をつけてあきらめた。

まあ、きっと、高校時代の友達に「お前YouTuberになったのかよ(笑)」と言っていじられるのが嫌だったというのがYouTubeをやらなかった一番の理由なんだろうけど。

そんなこんなで結局何かを始めたりすることもなく1ヶ月ほどが過ぎていった。

この1ヶ月でやったことと言えば、インスタグラムのストーリーを頻繁に更新したくらいだ。でもそんなことはほんの気休めにしかならなかった。

何かを自分で生み出して、発信したいという思いは日に日に増すばかりで、妄想としか呼べないような、実現可能性の低い企画ばかりがメモ帳に溜まっていった。


そんな鬱々とした時に、いくつかの美しい言葉たちにふれた。

「揺れる心の真ん中で」を読んで、言葉ってステキだと思った。

「明け方の若者たち」を読んで、人生には物語が必要だと思った。

誰かが書いた言葉に触れて、心が動いて、言葉で何かを表現することだったら自分にもできそうな気がしたし、書きたいと思った。

そして、今こうして文章を書くにいたっている。


なんだかカッコつけて書いてきてしまったけど、文章を書きたいと思ったので書きます!というお話でした。


その日にあったこととか思ったことをゆるゆると書き記して行こうと思います。
誰のためでもなく、何かを生み出したいと飢えている自分のために。

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