北アルプスツーリング 5
利賀村
名前のルーツとか気になる事がある。私のハンドルネームの『くまの』だと熊野大社、熊野古道、熊野筆・・と色々あり過ぎて逆にそれほどですが、身内の名前に利賀と書いて「りか」と読む者が居ます。妹ですが。
「りかちゃん」と呼ばれる人は梨花、里香、梨香、理香と数多く居ますがこの漢字を当てた名前って今まで見た事がないんですよね。名付けは亡くなった祖母なので由来は知る由も無かったり。
そこで我々探検隊は名前の由来を知るために富山の山奥の村へと向かったのであった。
神岡から利賀村までの道のりは限られていて、ぐるりと回り込む様に北側から進入するか南側からアプローチするしかない様だ。地図を見る限り直線だと目と鼻の先に思えるのだが。Google先生の計算だと70キロ近い距離と所要時間1時間半。宿にチェックインするには早過ぎるし折角だから、と向かうことにする。
北側からアプローチしたのは距離が僅かながら近いこともあるが利賀村見学した後に南下して白川郷を見学して宿に向かうコースもとれるんじゃないかという目論見があった。
岐阜から富山へ。バイクの燃料もそろそろ給油と思ったけど自分の燃料もそろそろ補給したい感じがあったけど、日曜日のスタンドは開いていないし自分も食事出来そうな場所は道中見つからない。
富山かぁ、富山といえば富山ブラックラーメンかなそう思いながら人気のない山道を進むとようやく道標が見えてきた。
合掌文化村 南栃 利賀村
この峠を越えた先が利賀村になる。
ちなみに地名の読みは『とが』
地名の由来を調べると加賀藩の初代藩主、前田利家からきているらしい。母方の実家は館林なので足利家と関係あるのかと思ったけど当たったのかどうか余計わからなくなった。
道の駅 利賀
ナビの目的地にセットした道の駅 利賀に到着した。道の駅なのに日曜日休業になっているのが謎だったけど、その理由が判明した。
実は観光地にありがちな道の駅ではなくこの地方の行政センターとJA、郵便局の集合体だった。
唯一のエンタメっぽいおみくじがあった
なんか村のPRっぽい
利賀村は演劇祭とか利賀そばが名物らしいけどそんなに訪れる観光客は多くはなさそうだ。
さて次は白川郷方面に南下しようと思ったが南下する道路には通行止めの看板が。
更にトドメを刺すかの如く豪雨アラートが届く。
雨雲の塊はそう大きくは無いが中心は真っ赤。上手いこと外縁部でかわせないか、といそいそと来た道バックで戻る事にする。
(つづく)