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スポーツバイクに乗って

結構長い間クロスバイクに乗ったあと、中古で購入したのがGIANTのEscape R3でした。

それまでのはクロスバイクとはいえ、某有名自転車販売店オリジナルのもので、乗りやすくはあったんですけど、とにかく重かったです。。。

そのクロスバイクを長く愛用してたんですが、ちょっといろんなパーツが同時に劣化し始めたのもあって、買い換えを検討していたところ、「売ります、譲ります」で有名、最近東証マザーズに上場した某サービスにてEscape R3の2015年モデルが出ていたのを発見。売主さんに連絡を取って譲っていただきました。

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写真: GIANT

オリジナルの定価は当時の価格で52,000円

中古だったのでそれより安かったですが...

重さは10.2kgで、アルミフレーム。フロントフォークはクロモリでできています。変速は後ろがシマノのAltusで前がM191 31.8、前3速、後8速の24段変速です。

ところどころパーツが取り替えられてはいましたが、ほぼオリジナルのスペックのままでした。

このGIANT Escape R3、スポーツバイクの中ではかなりお手頃な価格帯であることもあって、日本のみならず世界中で人気のエントリーモデルのクロスバイクです。街中を走ったら十中八九このモデルの人と出くわすし、大きな駐輪場には必ずこのシリーズの自転車が停めてあるっていうぐらい人気のモデルです。

なので「人とかぶるのは嫌!」っていう人にとってはいまいちかもしれませんが...。

さて、そんなお手頃なEscape R3ですが、だからといって質が悪いかというとそんなことは全くなく、同じエントリークラスのTREKのFXシリーズやGIOSのミストラル同様、むしろ価格以上の価値がある自転車じゃないかと思います。

ちゃんと定期的にメンテナンスさえしてあげれば、とにかくよくタイヤが転がります。ママチャリや小口径のシティバイクから乗り換えたらきっとびっくりするぐらい進みます。どんなタイヤを履くかにもよると思いますが、スピードに乗ってきたらかなり楽に走れるクロスバイクです。

高い自転車と比較した場合、多少重いことと、最初についているTEKTROのブレーキがいまいちなことぐらいで、走行に関して他に目立った欠点もない優秀な一台。

スポーツバイクとしての基本的な構造を持っているので、Escape E3をベースに自分好みのパーツを新調したり、ドロップハンドルをつけてロード化したり、様々な楽しみ方ができます。

GIANTは台湾のメーカーで、かつては世界中の様々な自転車メーカーの製造を請け負うアジアの一製造会社に過ぎませんでした。しかし、そこで培った製造ノウハウと世界の一流メーカーも唸らせた技術を使って築き上げたのが現在のGIANTというブランドです。

EscapeシリーズはそのGIANTの技術を盛り込みつつ、基本的なスポーツバイクとして申し分のないスペックを実現し、なおかつ手の届きやすい価格に抑えたシリーズで、今からスポーツバイクに乗ってみようかなと思っている人には間違いなくおすすめの一台です。僕にとってはスポーツバイクの楽しさを教えてくれた自転車になりました。

社会環境的にも、2017年には環境負荷の低減をめざして、自転車活用推進法が施行され、環境保護や健康維持という観点から、近年自転車の価値が見直されてきています。

この春、新しい一歩と同時にサイクリング環境も変えてみるのも良いかもしれませんよ。

ぜひ、お近くのサイクルショップをのぞいて、GIANTをはじめ、いろんなメーカーの自転車を調べてみてください。あなたが運命を感じる一台に出会えるかもしれませんよ。


それでは。


Photo by shota James on Unsplash


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