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人口について

日本は人口が減少している。
そんな中でほとんどの地方自治体も、人口減少する中で、それぞれにその対策を掲げている。

私の勤務先でも、人口減少への対策として、社会減と自然減どちらも対策しようと言う計画が立てられている。

自然減を自然増に転じさせるのは良い。これは最優先で達成すべき課題である。人口構成が逆ピラミッドになっている状態から脱しないと社会の安定はない。滅びるのみだ。
産むことを賞賛し、産み育てる事に最上の価値があると教え、語り、それを否定する言論や価値観は決して主流としてはならない。
産み育てることに幸せと自信と誇りが付いてくるようにする事こそが少子化対策だ。

一方で社会減への対策はどうか。このような事にリソースを割いていて良いのか。私はダメだと思う。地方自治体は日本という国の一部であって、その中での人口移動は限りあるリソースの共有である。我田引水に正義はない。自治体は、限りある人口を引っ張り合うのではなく、増やす事にのみ注力すべきだ。引っ張り合いに費やした力は何も生み出さず消えていくのみなのだから。

そもそも子供が産まれれば、その親はそうそう引っ越さない。産ませれば、生産年齢人口は保たれる。

大学進学率を減らし、花嫁修行を賞賛して若いうちから産める環境を作らねばならない。残念ながらそのような方向は我が町でも、国からも、聞いた事が無い。一時の労働者不足は許容して売り手市場で給料を上げていきましょう。

将来、自治体の計画策定に関われれば、避難されようとも自然増への全振りをねじ込みたい。事務職じゃなくて技術職なので望み薄ですが。

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