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紙一重?

個人的な感覚だけれど、自分の場合は危機感の無さがそのまま死生観に直結しているような、隣り合わせのような感覚がある。

自分の危機感の無さを知ったのは最近の事。
(自分では危機感?はあると思っていたので…)

今でもあまり実感が無いのは、何かそういった出来事が起きたのではなくて人に指摘されたからかなぁ…と。


田舎育ちも関係しているのか、外出の際に施錠をする事はあまり無い。

買い物等は特に…荷物を持ったまま鍵を開けるのは場合によっては結構面倒で。
鍵を開ける為に荷物を置くくらいなら施錠しなくて良いという個人的な感覚。

そして、指摘を受けたのは。
老若男女・国の出自を問わず、ヒッチハイクをしている方にはとりあえず声を掛ける。

「自分が行くのは○○までですが、よろしければ」とだけ。
(失礼とは思いつつ乗車前にファブリーズをお願いしてしまう辺りが残念かもしれないけど譲れない)


…いたく不評(?)というか、お叱りを受けるほうが多い。
ファブリーズの件ではなくて、何故見知らぬ方を警戒しないのかと。

逆なんだよなぁ…と思った。

考えついたのは、見知らぬ人だから警戒しないのではないかという結果。

性格診断の類を試すと『警戒心旺盛』という事が記載されている事が多いのだけど…警戒するのも時と場合によるというか。

先方の情報(最低限で良い)があれば警戒するポイントがあるのだけど、見知らぬ方を警戒するという事は難しいと思う。


・自分がされたら嫌な事は人にもしない(余程の事が無ければ)

・ヒッチハイク等…移動に困ってらっしゃるなら、自分が行く所までで良ければ(お互いに問題は無い)

・お腹が空いた、等があれば自分の可能な範囲で良ければ買い物のついでに(お互いに問題は無い)

・外国の方や女性の方は特に、困る事が多そうだし…(何となく)

この四点を総じた結果がヒッチハイク等をなさる方を乗せる事に抵抗が無いのだけど…
『危機感が無さ過ぎる』だとか少女漫画に出て来そうな事(?)を言われる事となる。
…そこにトキメキ要素は無い。


「襲われたらどうする」「何かあったらどうする」

…何というか、何故に襲われる事や物騒な事が前提なのかなって。

先方の方も見知らぬ人物の車に乗る(人間性以前に運転技術も分からない)以上、何かしらは思う所があるのではないか。

お互い様だと思う。


それを承知で乗った先方の信頼(?)には応じたい…というか、声を掛けたのは自分だし。

仮定)自分が困っている時に声を掛けてくれた方に対して、何か物騒な事をするか。

解)否。

…自分がしないから先方もしないだろう、といった感じ。

相手の方が自分と同じ感覚だとは思っていないけれど…そして、仮に物騒な事が起きても。

「あぁ、そっか」で終わる。

とりあえず説得というか何かは言うだろうけど。

運命論者でも何でもないのだけど、とりあえず何か物騒な事がある予定だったようだし…それがコレだったのかぁ…と。

そして、今の所そんな事をしていても何か大事に至った事は無い。


何が起きて何処でどなたにどうされても良いと思っている割に、そういう事になった事が無いというのは…やはりそんなに警戒したものでも無いのではないかと思う。



要注意:このヒッチハイク等の話になると時折「善い人だね」と仰る方が…誤解かと思われます。

善い人と言われるタイプの者ではありません。
性格は概ね険しめ、基本的には理屈っぽい上に感情面での処理機能は著しく劣ります。

何が善悪の境い目かは個人の価値観かと…ただ、自分が「善い人」と言われると居た堪れない気分になるのと、自分の中での「善い人」に合致しないだけです。


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