家にあるものだけで作るペーパービーズのミサンガ
すっかりご無沙汰しておりました。新型コロナウィルスの影響で学校が休校になったり在宅ワークややむを得ず仕事をお休みする方もたくさんいらっしゃいますね。そんなとき皆さんは何をして過ごしているのでしょう?勉強、仕事はもちろんですが、息抜きにゲームをしたりテレビや動画を見て過ごすこともあるでしょう。でも、そんな生活にもそろそろ飽きていませんか?
こんな状況だからこそハンドメイドです!新しいことを始めると気分転換にもなりますし、作ることに没頭することで時間はあっという間に過ぎていきます。作品が出来上がるととても幸せな気持ちになれます。そういうプラスの感情は免疫力UPにもつながるとワタシは信じています。
「そう言われても材料なんて何もないよ!」と思ったそこのあなた…
あります!
あなたの家に新聞の折り込みチラシや古い雑誌、プレゼントが包まれていた包装紙やいらなくなったパンフレットなどいわゆる『古紙』がありますよね?実はそれ、ビーズに変身させることができるんです!それプラス以下のような材料があれば完璧です。
底辺2㎝高さ25㎝の二等辺三角形に切り抜いたチラシ等(好きなだけ)、つまようじ(ビーズの数量分)、のり、スポンジ(なければ紙の空き箱などでも可)、トップコート(なければ木工用ボンドを水で溶いたもの、最悪なくても可)、手縫い用の糸(刺繍糸や皮ひもなどがあればなおよろし)、はさみ、定規、セロテープ。だいたいどこのご家庭にもあるものだと思います。
1.紙を切る
紙は下の図のように切ります。この図では18個の三角形ができていますが、紙の大きさによって個数は変わります。この三角形ひとつがビーズひとつになるわけです。斜線部分は使用しません。
2.ペーパービーズを作る
つまようじの太いほうを紙の底辺のところに当てて、くるくると巻き付けていきます。たるまないように気を付けてください。
巻き終わり5㎝くらいのところにのりをつけてしっかりと接着します。
のりを乾かすためにつまようじをスポンジに刺して立てておきます。スポンジがなければ紙の空き箱(ティッシュとかお菓子とか)に穴をあけて刺しておけばOK。
のりが乾いたら補強とツヤ出しのためにトップコートを塗ります。トップコートがなければ木工用ボンドをボンドの量の半分くらいの量の水でといたものでも代用できると思います(多少ベタついたりツヤがイマイチだったりするかもしれませんが)。最悪なくてもOK。その代わり巻き終わりを糊付けしたときにはがれないようにしっかりと接着してくださいね。塗り終わったらまたスポンジに刺して乾かします。
つまようじを抜きます。ビーズをくるくると回しながらつまようじの細いほうに向かって外していきます。
これが一枚のチラシからできたペーパービーズ。ブルー系、ピンク系、ブラウン系といろんな色味のビーズが出来上がりました。チラシや雑誌の場合はオモテとウラでは色味が違うこともありますから、どちらを表面に持ってくるかでビーズの柄の出方も変わります。
2.ミサンガを作る
手縫い用の糸を60~70㎝に切ったものを6本用意します。ミシン糸など細い糸を使う時にはその倍の12本にしたほうが良いでしょう。糸を束ねたときに大体2㎜くらいなるのを目安として糸の本数を調整してください。
束ねた糸の端を結んでノートなどにクリップで止めて固定し、糸を三等分して(この場合2本ずつに分けます)7~8㎝くらい三つ編みをします。
三つ編みができたら結びます。
もう片方の糸端にはセロテープを細く細~く巻き付けて、先端を斜めにカットしておきます。そうするとビーズに通しやすくなります。
ビーズに糸を通します。通しにくい時は先ほど抜いたつまようじを使って押し込みます。ビーズを通したら三つ編みのすぐ下の結び目までスライドさせてビーズのすぐ下にひとつ結び目を作ります。
↑これをワンセットとして手首のサイズに合わせて作っていくとこのように↓なります。お子さんや手首の細い方ならビーズ7~8個くらいでしょうか。
作りはじめと同様に7~8㎝くらい三つ編みをして編み終わりを結んで糸端をカットして整えます。
出来上がり!!
いかがですか?ワタシが使ったのは特にかわいい絵や柄があるわけでもないごく普通のチラシなんですが、面白い柄のビーズが出来上がるでしょ?もちろん、かわいい包装紙などを使えばもっとおしゃれなペーパービーズになりますので、お部屋のお片付けがてら(←ここ大事!)いらない紙を見つけて作ってみてくださいね!
動画ではちょっとしたアレンジ方法や応用編としてピアスの作り方もご紹介しています。
春のセンバツやワタシが楽しみにしていたフィギュアスケートの世界選手権が中止になり、WHOもついにパンデミックという言葉を発するようになりました。こんなストレスフルな状況ですが、できる限りの予防をして、日々楽しいことを見つけて乗り越えていきましょう。
作品の制作、イベント出店、そしてYouTubeでビーズドールを作る楽しさ触れる喜びを多くの方に伝えられるような活動をしていけたらと思います。