ゲームって疲れる

 最近、アニメを見ていない。何年か前は今期のアニメはくそアニメでも3話まで見るぞって思ってたのに、人気の話題作も好きな作家のものもみんな見ることをためらってしまう。
 何が原因でそうなっているとか、具体例は無いが、私はここ数年機能不全で毒の実家から出て、メンタルヘルスに通い、自立するために頑張りましょうなんてうわべを取り繕ったような生活をしている。
 ストレス源、環境要因だった家から離れはしたものの離れた頃には疲れ切ったニートだった私は頑張れるわけもなく、それどころか疲れているから体が休みを全力で求めていた。メンタルヘルスのお薬を飲むとそれはもう体が素直で、休みたい眠りたい何とも接触したくないという状態になる。元々HPSのような感じではあったので、余計にその気疲れはあって、最初はアニメ、次は小説、漫画と次々と今まで好きだったものに対する元気が無くなってきている。読むという行為にはめちゃくちゃ労力がかかるから、常にコストが足りないのだ。手札が切れない。

 まあそんな感じでへらへらとネット活動をしているわけだが、人との交流や物事を知ること、ネット依存は良くないとはいえそれが現在自分を生かしているのは事実で、先日もリスナーさんからsteamのゲームを貰った。それも沢山。

 私の感覚ではゲームというのは1年に数本大事な時に買うものなので、プレゼントされた時はポケモンやマリオをポンポン渡されているような気分だった。ゲームはその日その時に遊びたいけどどうしようかと悩んで買って時間をかけて遊ぶものだと思っていたから、こんなのやりきれないよという焦りがある。
でもゲームには遊ぶという義務はない。なので罪は無いのだけど、人からもらったゲームを遊ばないのは罪悪感を感じた。

 アニメが見れなくなった、小説を読まなくなった。では、ゲームはというと自分の中ではそこそこやっている。毎日ログインボーナスを貰うだけのスマホげーから冒険物まで色々だ。ただ楽しいけど疲れるジャンルがある。

 牧場経営などの経営・育成シミュレーションはどこまでも続いていく。だからここで休もう、もう少ししたら休もうといううちに数時間プレイしてしまう。遊べば遊ぶほど施設は良くなっていくが時間がどんどん吸われていく。それが疲れるジャンルその1。
 人と遊ぶマルチプレイを売りにしたゲーム。これは楽しいけれど、人が沢山いて、それがサバイバルだったり協力プレイするゲームだった時、ゲーム開始からずっと気を張らなくてはならなくて、遊び終わると疲労感が半端ない。神経を使う。それがジャンルその2。
 ログインするだけでアイテムが貰えて、みんなと感動が共有できるスマホゲーム。これは日常のペースの主導権をゲームに握らせるため睡眠時間などリズムに影響が出る。そして疲れる、休むと追い付けなくて余計に疲れる。これがジャンル3。本気で遊んでるゲーム以外やらなくなった。

 生放送のネタにするならばライブ感が必要になるので、コツコツただ作業をするゲームはリスナーを退屈させる。なので、必然とライブ感のあるオンラインゲームやアクションもの等になる。そうなると疲れるジャンル2になる。リスナーを気遣いながら動くのだから余計に気疲れする。私が楽しいとき、リスナーが楽しんでくれているか心配になる。

 正直小さい頃からポケモンやぷよぷよ、牧場物語などをやってきて、アクションゲームというのはやってこなかった。だからだろうか大人になってからやるアクションゲームは楽しいのだけど、やっぱりいつもやってるゲームに戻りたくなる。そうなるとジャンル1になる。
ジャンル1は生放送では映えない。自分が夢中でもリスナーはどこまで進んだかなんてまったく理解してないし、見ていて退屈だ。

 じゃあジャンル3はどうなのか。ジャンル3はガチャガチャを回してはスクショを撮ってSNSにあげるものでファッションに近い。良いものが当たればそれなりに良いというだけだ。
 正直SNSの交流する手段でしかない。リアルタイムで実況するというのは何かが違う。そしてライブ感がありすぎて、みんなに置いて行かれた時のストレスが半端ない。努力をすることが義務のような感じになる。

だからとにかくゲームってやつは疲れる。

私はその疲れを代謝できない状態になっている。


私はとにかく引きこもって寝ているのに疲れている現実の話が書きたかったのだけど、オチが決まらない。

とりあえず自分のペースをとりもどしていきたい。

サポートするとヒキニート生活が少しだけマシになる。