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【エクストラ】ザルードループを作ったわけ

スタンダードでも作りましたが、エクストラでも懲りずに作成しました。
エクストラはなんだかんだで青天井のデッキがいるため、中打点回復デッキが肩身狭いですが、ある程度は頑張れたりします。
そんなザルードVデッキの紹介となります。

やりたいこと

やりたいことはシンプルです。
ザルードのジャングルライズによる全快技で戦っていくことです。
スタンダードでも同じコンセプトでデッキを作っていますので、キーパーツはこちらの記事を読んでみてください。

エクストラになって変更を加えたのは、後攻となった時が重すぎるので、ピーピーマックスによるエネ加速、オルタージェネシスGX対策のポケモンレンジャーです。

デッキレシピ

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個別解説

ポケモン(10枚)
4:ザルードV(S3a)
今回のメインアタッカー。
このポケモンが2体並んでくれないと全快ループはできないため、サイド落ち込みの4枚採用。
草エネルギーを2枚つけて、ジャングルライズでベンチのザルードVに草エネをつけて、全快と次の攻撃準備を繰り返すことでザルードVのHP以上の攻撃を受けない限りはサイドカードを撮られる心配はあまりない。

1:フェローチェ&マッシブーンGX(SM9b)
サブアタッカー。
終盤のゲームを終わらせるために使用する。
ザルードVはダメージが低く、倒しきれないことの方が多いため、ジェットパンチでのベンチ攻撃や削った後のビーストゲームGXで+1枚多くサイドをとったりできる。

1:ファイアローV(S4)
オーロット&ヨノワールGX対策として1枚採用。
環境次第では入れるか入れないか選択するカード。
エネルギーをつけてしまうと倒されるまで離れないので使い所は注意。
自由枠。

1:カプ・テテフGX(SM2L)
デッキの潤滑油その1。
特性のワンダータッチは山札からサポートを1枚持ってくることができる。
持ってくるカードは大抵が博士の研究ですぐ使用する。
一度使用しておけば、バトルサーチャーで使い回すことができる。

1:デデンネGX(SM9a)
デッキの潤滑油その2。
特性のデデチェンジで手札を全て捨てて6枚引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
捨てることはあまりデメリットではないため、欲しいカードがある時に積極的に使用する。序盤にクロバットVかどちらか使えればいいため、今回は1枚採用。

1:クロバットV(S3)
デッキの潤滑油その3。
特性のナイトアセットは手札が6枚になるように引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
手札に捨てたくないカードがあるときはこのクロバットVを使う。

1:オドリドリ ふらふらスタイル(SM1+)
特性のバイタルダンスは手札からベンチに出した時に使う事ができ、山札から基本エネルギーを2枚まで手札に加える事ができる。
クイックボールやハイパーボールからサーチできるため、エネルギーを引けなかった時にこのポケモンを使う。
ジャングルライズループを早々に完成させてくれるカードである。

エネルギー(11枚)
11:基本草エネルギー
ザルードVの回復ループはエネルギーが4枚とトレーニングコートがあれば可能ではあるが、最初のターンに1枚張りたいことピーピーマックスで場のエネルギーを4枚にしたいため、11枚採用。

サポート(11枚)
3:博士の研究
手札を全て捨てて7枚引く事ができるサポート。
序盤はカプ・テテフGXでサーチしてからバトルサーチャーで使い回すのが主な使い道。
1ゲームで2枚は使うため、サイド落ちを考慮して3枚。

2:N
お互いが手札を戻し、サイド枚数分だけ引き直すサポート。
リセットスタンプが禁止されているので、最後はこのカードに祈るのみ。
中打点回復デッキのため、サイドは先行されてしまうため、中盤以降捲るために1枚は使用する。サイド落ち考慮して2枚採用。

1:アクロマ
手札を全て戻し、お互いのベンチの数だけ引けるサポート。
こちらは並べるデッキではないので、あまり期待はできないが、Nよりもカードを引きたいことがあるため1枚だけ採用。

1:ルザミーネ
自分のトラッシュのサポートやスタジアムを合計2枚手札に加えられるサポート。
回復カードである基本エネルギーを手札に加えるためのトレーニングコートを回収するために使う。多分真っ当な使い方をしている。
海外では禁止カード。

1:ザオボー
相手の場の特殊エネルギーかポケモンのどうぐ、スタジアムをロストできるサポート。
ダメージアップ系のポケモンのどうぐが非常に重いため、バトルサーチャーで使いまわせるこのカードを1枚採用。本来はフィールドブロアー枠。

1:グズマ
相手のポケモンをバトル場に呼び出し、こちらはポケモンを入れ替えるサポート。つまり、相手のベンチにポケモンがいれば、ボスの指令+ポケモン入れ替えの両効果を持ったカードとして使用できる。
相手を倒すよりは耐久に寄せているため、1枚採用。
バトルコンプレッサーが入っているため、サーチは難しくない。

1:ポケモンレンジャー
お互いの場のポケモン、プレイヤーにかかる効果をなくすサポート。
オルタージェネシスGXのダメージ追加効果が非常に困難のため、このカードを採用。

1:オカルトマニア
お互いの場、手札、トラッシュの特性を相手のターンの終わりまで消すサポート。
次回のレギュレーション変更で、禁止カードになってしまうため、自由枠。

グッズ(25枚)
4:クイックボール
手札を1枚捨てて、たねポケモン1枚を手札に加えられるグッズ。
スタンダードでも便利だが、エクストラでも便利。コストが少ないため、こちらを4枚採用。

3:ハイパーボール
手札を2枚捨てて、ポケモンを1枚、手札に加えられるグッズ。
クイックボールが登場する前まではこちらがメインのボールだった。
デッキの安定性を選択したため、ネットボールよりこちらを採用。

1:パソコン通信
手札を2枚捨てて、好きなカード1枚を手札に加えられるグッズ。
エーススペックは1枚しか入れられないため、便利なこのカードを採用。
このカードと残りの手札2枚のときはほとんどが博士の研究を持ってきてそのまま使用する。

4:バトルサーチャー
トラッシュのサポートを1枚手札に加えられるグッズ。
1枚でもサポートが落ちていれば、使い回すことができる。
非常に便利なカードではあり、ザルードVでループし続けるため、サポートを使うターンも多い。

3:ピーピーマックス
山札を6枚めくり、その中にある基本エネルギー1枚をベンチに付けるグッズ。
後攻からジャングルライズを使っていくためにこのカードを採用。
先攻はエクストラでは取りやすいため、後攻を見据えての3枚採用。

2:バトルコンプレッサー
山札から好きなカードを3枚までトラッシュに送れるグッズ。
ベンチにポケモンを置きすぎないため、トラッシュ利用のカードと併用するために採用。
バトルサーチャーでサポートを、トレーニングコートでエネルギーを回収して動かしていく。

1:フィールドブロアー
場のスタジアム、ポケモンのどうぐを2枚までトラッシュに送れるグッズ。
先攻でサイレントラボを置かれてしまった場合やちからのハチマキなどのダメージアップの道具をトラッシュに送るために使う。

2:かるいし
ポケモンの逃げるコストを無くすポケモンのどうぐ。
逃げるコストがなくなるため、どんな逃げるコストが重いポケモンでも簡単に逃すことができる。
グズマ使用時に欲しいカードではあるが枠の都合上2枚。
ザルードにつけてしまうとエネルギーがトラッシュになくなってしまうことがあるため、使いどきには注意。

4:闘魂のまわし
たねポケモンのHPが+40となり、与えるダメージが+10になるポケモンのどうぐ。
ダメージが足りない部分と耐久を同時に補ってくれるためフル採用。
ザルードV2体に1枚ずつ付ける必要がある。

スタジアム(4枚)
4:トレーニングコート
トラッシュの基本エネルギーを1枚手札に加えることができるスタジアム。
このデッキのコンセプトであるので、4枚のフル採用。
このカードが場に残り続ける限り、ザルードVは全快ループをし続けることが可能になる。

サイドボード
ネットボール
基本草エネルギーか草タイプのたねポケモンを手札に加えられるグッズ。
ポケモン、エネルギーともに飢えているデッキであり、場を作るということではこちらも採用したい。

エーテルパラダイス保護区
草と雷のたねポケモンの受けるダメージが-30ダメージされるスタジアム。
回復ループに加えて闘魂のまわしをつけたザルードVの耐久をさらにあげてくれるカード。
ルザミーネを使用してスタジアムを変え続けるのも面白い。

ウルトラフォレストのかみつかい
ウルトラビーストが攻撃する時、かかっている効果を無視できるサポート。
オカルトマニアが禁止となってしまうとジュナイパーの突破手段がなくなってしまうため、こちらが候補。

AZ
自分の場のポケモンを手札に戻すサポート。
ポケモンを展開し続けてしまうと後ろを狙われ続けて負けてしまうため、ループ中に負け筋を回収して減らすことができる。

終わりに

昔使ったメガジュカインデッキからスタンダードでザルードVに代替わりしました。今回はそれをエクストラでアレンジして、より円滑にまわるように作り直すことができ、トレーナーズリーグでポイントを取れるくらいまで遊ぶことができました。
遊びに寄ったデッキでしたが、中打点デッキが環境に入りそうな時はまた読んでもらえればと思います。
この記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました。

転載元
ポケモンカードゲーム公式ホームページ トレーナーズウェブサイト
https://www.pokemon-card.com/

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