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【140字の日記】

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日々の情感の徒然書きです。
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2019年10月の記事一覧

箱庭ゲームで街を建設するのって、いいですよね……台風も地震もこないから、洪水も土砂崩れも津波もこない。森や野原を切り拓いて、ひたすら畑を耕して、工場を稼働しても、CO2排出の心配もない。ユートピアすぎてうらやましくなってきます。
今日はこっちの方でも雨がひどくなりそうで……憂鬱。

台風による水害の災害廃棄物の膨大さを、乾くまもなくカビの生えてしまった家屋をニュースで見るたびに、「モノを所有する」ことの意味を考え込んでしまいます。水没して処分された大量の車両も、どこへ行くのでしょう。せめて自然に帰ることすらできない人間の所有物の末路は想像するだに悲しいです。

うつの主治医と。最近、横になるより体を動かしたい気持ちが高まってきて、家事をすることも増えてきたけど、部屋の片付けだけはやる気が……というグチに、「ま、元気なときでも、イヤなことや苦手なことは手が出ないもんだしねぇ。うつなら、なおさらでしょ」と、にっこり。納得です。無理しません。

あいかわらず突発的に強風が吹きますが、やや間遠になってきて、静かな時間も増えてきたので、酔狂なことに洗濯物を外に干しました。いつもと同じことをやっていると、「こわいけど、大丈夫」と気持ちがしっかりしてきます。西の空の雲の亀裂からは、青空が見え始めました。過ぎない台風はありません。

おはようございます。こちらは雨こそなけれ、一晩中暴風にさらされ、まだ止んでいません。いまだに竹藪が真横になるくらいの風が来ます。日頃は凛としている竹も、流石にぐったりとして見え「お疲れさま」と声掛けしたくなります。この台風、経験したことのないような風が来ます。みなさん気をつけて!

今朝はぐっと冷え込み、窓も開けれないまま重ね着してました。だけど日がのぼるにつれて、窓を開け、1枚脱ぎ、半袖に着替え、けっきょく昼にはいつものようにエアコンの送風をポチ……まさに空気を読みながらの体温の微調整。この気候が日本人の「空気を読む」技術や繊細さを磨いている、とつくづく。

日曜日、子どもが「1週間学校休んでいい?」とかいいだして、案の定、翌月曜日は「お腹痛い」と欠席。が、今日はお腹が痛くても登校しました。しんどいから休むし、休んでエネルギーが回復したから登校したのでしょう。この「あたりまえ」のサイクルがあたりまえとして回る世の中であってほしいです。

去年から睡眠の質を改善する薬を飲んでいましたが、先月は忘れがちになり、今月に入ったら「忘れることがあたりまえ」になっていました。必要な薬は絶対忘れないけど、症状が改善され、必要がなくなった薬は自然と忘れる、だなんて、体はなんてかしこく健全なのだろう、と驚嘆するよりほかありません。