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私は岡ノ谷さんの言葉が生まれる前には歌があったのでという説に興味を持っている。少なくとも最初は何らかのリズムと抑揚で意図を伝えていたのではないかと思っていて、その影響は今もあると思っている。私たちが言語を扱う時、純粋にそれが活字的だということはあり得なくて、無意識にでも人は言葉になんらかのリズムを感じているように思う。 自分自身が、書くときも、その言葉が持つリズムや語感をぼんやりとおそらく意識をしていて、それがうまくいったときの言葉ほど響きやすい。つまり言葉の意味だけではな
ニールセン (C.Nielsen) 作曲 Koncert for fløjte og orkester (CNW42 /1926年) フルート協奏曲 こんど、11月10日(日)のクラシック音楽館(NHK)では、パーヴォ・ヤルヴィ指揮で、ニールセンのフルート協奏曲が放送されます。せっかくなので今回も、観賞の参考になることを書いておきたいと思います。 N響第1920回定期公演 (2019年9月825日、サントリーホール) 指揮 パーヴォ・ヤルヴィ トゥール 「ル