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JavaScriptについて最初に知っておくべき基本知識

Web開発において、バックエンドの言語はRubyやPHP、Python、Javaなど実現したいこと等によって選択肢がいくつかありますが、フロントエンドはJavaScript一択です。

要するに何をするにもJavaScriptは必要になってくるので、担当は分かれているかもしれませんが、知っておいて損がない言語です。


基本の構文なんかはどの言語でもほとんど同じなので、1つ知っていたら他でも知識の流用ができるので、イメージは付くと思いますが、面倒くさいのは細かい文法上のルールですよね。

なので、その辺りを整理しておきたいと思います。


文末はセミコロン(;)で終える

Rubyとかだと文末に何も書く必要はないのですが、JavaScriptの場合は文末の締めとしてセミコロン(;)を記述する必要があります。

console.log("文末はセミコロン");


コメントアウトは文頭に「//」を付ける

プログラムに適切なコメントを書くことはメンテナンス性の面で重要です。文頭にスラッシュ(/)を2つ続けて書くとその行がコメントとなるので、必要に応じてコメントを追加するようにしましょう。

//これがコメントアウト


変数の定義は「let 変数名」

JavaScriptは変数を事前定義して使うタイプのプログラミング言語です。

また動的型付け言語と呼ばれるものに該当するので、変数定義時にはデータ型を指定せず、代入する値に応じて型が自動で決められる仕組みになっています。

変数定義は「let」命令を使います。

//変数定義はletを使う
let age = 35;


定数の定義は「const 定数名」

変数と同じイメージで、「const」命令を使います。

//定数定義はconstを使う
const name = "Yamada Taro";


変数の命名ルール

変数の命名ルールは言語によって異なるので、JavaScriptの変数命名ルールも整理しておきます。

・1文字目は英字、2文字目以降は数字も使える。
・日本語の変数名は不可。
・2語以上の単語を変数名にする場合は区切りの箇所を大文字にする。(ex. userName)


変数名に関しては命名ルールを守ることも大切ですが、可読性にも影響して、それによってバグの発生率やメンテナンス性にも関わってくるので、分かりやすいものを付けましょう。(どの言語でも同じことですが)


文字列の中に変数を埋め込むテンプレートリテラル

JavaScript以外の言語でも多くの言語に実装されている、文字列の中に変数や定数を埋め込むことができる仕様があり、それをテンプレートリテラルと呼びます。変数展開と呼ばれたりもしますね。


RubyやPython、PHPなどでも使えますが、JavaScriptにもテンプレートリテラルが使えます。

使い方は「${変数}」を文字列の該当箇所に入れて、文字列全体をシングルクォーテーション(')ではなく、バッククォーテーション(`)で囲みます。

let age = 35;
console.log(`私の年齢は${age}歳です`);



ひとまずこんな感じです。

また思い出したら追記していきます。

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