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PT/OT国家試験!2/21の本番まで毎日問題を出すぞ@5日

PT/OTを目指す受験生の皆さん、こんにちは!理学療法士で専門学校教員のダイ吉です。

国家試験まで、残り5日です。

そこで、自宅で勉強している皆さんを応援するため、オリジナル問題を公開しています。

毎日、更新していますので、良かったら継続してチャレンジしてみて下さい。

問題のルール

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問題文に嘘が入っている、Joker問題。

もう、本番まで少ないので、今日から難易度をUpさせます。なんと、Joker問題がいくつ混ざっているのか内緒にしました。

1つかもしれないし、全部かもしれない。

見事、全部見破ってみて下さい!

本日の問題

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お疲れさまでした。それでは、さっそく答え合わせと行きましょうか!


解答と解説

【問1】 1と4
熱傷の分類は、Ⅰ度、浅達性Ⅱ度、深達性Ⅱ度、Ⅲ度の4つに分けられます。
Ⅰ度が最も軽く、ダメージは表皮のみ。症状も発赤や疼痛、痛覚過敏となります。
Ⅱ度では真皮までダメージがあり、水泡形成を認めます。筋や脂肪などの皮下組織まで到達するとⅢ度となり、もはや痛みや感覚は無くなります。


【問2】 3と4
肩関節周囲炎は別名、40肩や50肩と呼ばれるもので、疼痛と関節可動域制限が必発します。
肩関節が肩よりも上に上がらないため、結髪動作などのADL動作に大きな影響を与えます。
自主訓練として、コッドマン体操があり、手に装着した錘を揺らし、関節包を伸張させるものが一般的です。


【問3】 2と4と5 ※Joker問題
本邦では、変形性股関節症よりも、膝OAの方が頻度が高く、中高年の肥満女性に多くみられます。
膝は内反変形(O脚変形)をして、軟骨が破壊されることで裂隙が狭小化します。
骨端の破壊が強い場合は、人工膝関節(TKA)の適応となります。


【問4】 正答なし ※Joker問題
片麻痺患者の杖歩行では、最も難易度が低い、3動作1歩行から開始するべきです。その際、杖→麻痺側→非麻痺側の順にすると良いでしょう。
また、介助する場合は腋窩から抱えるか、骨盤ベルトを把持するのが一般的で、麻痺側上肢を掴み上げると亜脱臼のリスクとなります。


【問5】 1と3と5 ※Joker問題
FIMの点数は、以下の通りとなっています。
 7点:完全自立
 6点:修正自立
 (自助具の使用、時間が掛かるなど)
 5点:見守り、準備、促しが必要
 4点以下:体に触れる介助がある

2の刻み食は、刻んであれば1人で食べられるという意味から、修正自立の6点となります。
4の残渣とは口腔内に残った食べ残しで、誤嚥性肺炎の要因となります。目視ではなく、手で確認していることから4点となります。


おわりに

いや~、まさかのJoker問題3連発!さすがに難しかったでしょうか…。

国試まであとわずかです。前日まで、毎日更新していきますので、ぜひブックマークか、フォローをお願いします。

また、国家試験の前日はとても不安になると思ったので、こんな記事を書いてみました。

よかったら、参考にしてみて下さい。

それでは、無事に国家試験に通りますように!

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