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PT/OT国家試験!2/21の本番まで毎日問題を出すぞ@6日

PT/OTを目指している、受験生の皆さんこんにちは!理学療法士で専門学校教員のダイ吉です。

国家試験まで、残り一週間を切りました。

そこで、自宅で勉強している皆さんを応援するため、オリジナル問題を公開しています。

毎日、更新していますので、良かったら継続してチャレンジしてみて下さい。

問題のルール

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本日も、Joker問題が1問だけ混じっています。

2つ選べと問題文に書いてあっても、本当の答えは2つじゃないこともあります。

このジョーカー問題を見抜かないと、全問正解はできませんよ。

では、頑張って下さい。

本日の問題

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本番が近いということで、疾患に関する問題も混ぜてみました。

それでは、答え合わせをしましょう。


解答と解説

【問1】 3と4
外胚葉は体表にあるものと神経系、感覚系になります。内臓系の分類としては、呼吸器や消化器系の器官を内胚葉、循環器および生殖器を中胚葉となります。
腎臓は血液の濾過をするので、循環器系の仲間に入れてあげましょう。


【問2】 1と2
前腕の回内では橈骨と尺骨が衝突しますが、回外では靭帯や骨間膜の緊張によるエンドフィールになります。
膝関節屈曲では、下肢後面の筋組織がぶつかり弾性のエンドフィールとなります。
足関節背屈は、下腿三頭筋(アキレス腱)の伸張による結合組織性のエンドフィールとなります。

これらがよくわからない人は、こちらの記事にて確認してみましょう。


【問3】 1と4
骨折が2ヵ所で骨片が3つ以上になる骨折は、複雑骨折ではなく粉砕骨折と呼びます。複雑骨折は、皮膚を突き破る開放骨折のことですね。
骨折の読影には、X線が選択され、困難な場合にはCTが選択されることもあります。
感染などが原因で、骨癒合が遅れたり停止した場合に、その骨は偽関節となりやすくなります。
転移がない微細な損傷(ヒビ)は不全骨折と呼び、反対に転移が激しく、保存療法での固定が難しい場合は、金属プレートやネジを使用する骨接合術の適応となります。


【問4】 3と5
関節リウマチは、末梢の関節の症状から出やすいとされています。手指のこわばりは早朝に出現しやすく、手の変形は、ボタン穴変形、スワンネック変形、尺側変異などがあります。
滑膜や軟骨の破壊により、疼痛と腫脹が出現しますが、左右対称に障害されやすいという特徴があります。


【問5】 5のみ ※Joker問題
肝硬変では門脈を通る血流が渋滞するため、門脈圧の亢進による食道静脈瘤が出現します。そのため、静脈瘤破裂による大量吐血をすることもあります。
肝臓の機能が低下することで、アンモニアの解毒が追い付かず、高アンモニア血症になると肝性脳症のリスクとなります。
また肝硬変になると、脾臓の肥大により血小板が減少するため、リハビリ中の裂傷などのケガにも注意が必要となります。


おわりに

国試まであとわずか、最後まで頑張れ!

前日まで毎日更新していきますので、ぜひブックマークか、フォローをお願いします。

また、国家試験の前日はとても不安になると思ったので、こんな記事を書いてみました。

よかったら、参考にしてみて下さい。

それでは、無事に国家試験に通りますように!

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