【PT国家試験】関節リウマチは確実に点が取れる!
第58回PT国家試験を受験する皆さん!こんにちは、理学療法士で専門学校教員のダイ吉です。
今回のテーマは関節リウマチです。
関節リウマチの授業はつまらないですよね。聞き流してしまったせいか、この病気の全体像が分からないままの学生がとても多いです。
そこで、毎年出題されている関節リウマチの問題を、少ない労力で対策できるよう記事を書きました。
でも、200円と有料です(途中まで無料)。
有料にする理由は、「課金した!」という決断が、その後の勉強を後押ししてくれるからです。
対策のコツ
まず、この病気がどのような性質を持っているのか、特徴を捉えましょう。
その後は、変形の種類やADL上の注意点などを、過去問を解きながら繰り返すことで、平均点Upにつながります。
関節リウマチとは
①どんな病気か?
関節リウマチは、関節包の中にある滑膜(かつまく)が炎症する、自己免疫疾患のひとつです。
滑膜への攻撃により、関節の中が炎症することで、関節軟骨が破壊されてしまうんですね。
<自己免疫疾患>
罹患しやすいのは30~40歳台の女性
②滑膜について
では、まず滑膜を理解しておきましょう。
滑膜は関節包の裏生地のことです。ジャンパーなどの裏生地にある、フリース素材だと思って下さい。
関節包の表面は、骨膜(こつまく)が延長している線維膜ですが、裏生地は絨毛性の滑膜になっています。
滑膜は関節液を分泌する役割を持ち、関節軟骨に栄養を与えてくれます。そのため、絨毛が付いていた方が効率が良いということです。
<ワンポイント>
関節包を持つ関節を滑膜関節(かつまくかんせつ)と呼び、ほぼ全ての関節がこれに該当します。
③関節の破壊
この滑膜が自身の抗体から攻撃を受け、関節液である滑液に異常がでることで、関節にダメージがでます。
そのメカニズムは以下の通りです。
<滑膜が炎症すると>
→ 滑液に異常
→ サイトカイン放出
→ パンヌス形成
→ 軟骨が死亡
→ 骨破壊が進む
→ 関節の変形
国試対策では、全て覚える必要はありません。とにかく「滑膜が炎症して関節が壊れる」程度の知識でOKです。
さて、これ以降は有料(500円)です。
実地問題の対策にもなるため、かなり力を入れて作りました。よかったら、国試前のひと頑張り用として購入してみて下さい。※目標:平均3点UP
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