見出し画像

第二種衛生管理者 合格体験記

今回は、第二種衛生管理者の免許試験について報告します!
身近に経験者がいない方が多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。

目次


1.第二種衛生管理者とは

常時50人以上が勤務している事業所では、衛生管理者免許の保有者から「衛生管理者」を選任しなければならないという決まりがあります。
衛生管理者免許には「第一種」と「第二種」があり、第一種衛生管理者免許があれば、業種を問わずどんな事業所でも衛生管理者をつとめることができます。第二種衛生管理者免許では、有害業務がない業種(金融業、保険業、小売業など)の事業所で衛生管理者をつとめることができます。

筆者ぴよぴよは金融業の事業所におりまして、日々リクルートがあるので、じわじわ人数が増えこの度50人を超えてしまったんですよね〜。
そこで、この資格の取得が必要になりました。

受験の申し込みは各地域の安全衛生技術センターに申請書類を取り寄せるところから始まります。受験資格等もありますので、詳しくは、https://www.exam.or.jp/exmn/H_shikaku502.htm (安全衛生技術試験協会のHP)をご確認ください。
ちなみに、社歴が10年ないぴよぴよは、会社に事業者証明書を書いてもらうのに加えて大学に卒業証明書をもらいにいくことで受験資格をクリアしましたよ。

受験会場は全国に7カ所しかなく私は会場があまりに遠いのですが、幸い出張試験があり近くで受験することができました。

2.スケジュール

2ヶ月で合格すると決めました!
試験日が7/20だったので、5/20から勉強を始めました。
やってみた感覚としては、2ヶ月もあってダレちゃう人とちょうど良い人がいるかな、という感じでした。

3.教材

①テキスト・・・この1冊で合格!村上一英の第2種衛生管理者テキスト&問題集(KADOKAWA)
本屋に行き、読みやすさと薄さで選びました。
2ヶ月は短いと思って始めたので、文字が大きく読みやすく、内容が多すぎないものにしようと思っていました。
使ってみた所感は「5.本番!そして感想」に書きます。

②過去問道場・・・毎度毎度お世話になっております!過去問をスマホで解くことができ、解説もあります。

③過去問・・・「第二種衛生管理者 過去問 pdf」と検索するとpdf版を無料で印刷できるサイトが見つかります。解説はありません。

4.勉強方法

まず、通勤電車でテキストの読書と、1日1回分(30問)の過去問道場から始めました。

読書は、少しずつでも用語や知識を頭の中にひっかけていくイメージで行います。初めからガッツリ暗記しようと思うと、しんどくて続きません。

また、第二種衛生管理者の問題は、勉強しなくても少し知ってる!と思える問題があります。例えば、「直接圧迫止血法」「右心房、右心室」。聞いたことありませんか〜?なので、勉強を始めた段階から過去問を解くのはおすすめです。

どんな問題が出るのかを知った上でテキストを読書すると、「過去問に出てたな」と思う箇所が出てきます。
逆に、また過去問を解くと、今度はテキストを読んで頭の中にひっかけたキーワードが出題されいて、「これテキストで見たとこだ!」となるわけです。


1日1年分の過去問道場はやるたびにX(旧Twitter)に共有していました。(@piyopiyofp で検索!)
見返してみると、5/25〜5/29、5/31〜6/2、6/4、6/6、6/9、6/12、6/14、6/18、6/20〜6/22、6/26、6/28にやっていたようです。

…「あれ、毎日できてへんやん!!」

そうなんです。はじめの頃はなぜか合格点の60%を超えることも多く、油断してしまったのです。そして、知識が増えるうちによく考えて解くので間違えることも増え合格率が30%の日もでてきました。
うまくいかないと面白くない、でも不合格や足切りも怖い。。

どうすれば勉強に身が入るか考えてみました。
「スマホ(過去問道場)だと手を動かさないからか勉強できている感がない!」という結論になり、過去問を印刷した次第です。

7/3から、紙の過去問に取り組みました。
手を動かすと言っても、第二種衛生管理者の問題は5択問題なので丸をつけるだけですが、私にとっては、問題文をよく読んで解くことにつながりました。
また、計算問題の途中式を書きながら解いたり、暗記しておいた表などまとまりのある知識を書きながら解いたりする習慣づくりになりました。

以降、7/5、7/9、7/12、7/13、7/16、7/18、7/19と過去問に取り組みました。1日に2回分以上する日もありました。
少しずつ、知識が身についていったのが実感できました。

最後まで覚えにくい内容については、テキストの該当ページに付箋をつけておき、直前はそこばかり何周も読み返しました。


5.本番!そして感想

実は、過去問を解いていると同じ問題ばかり巡ってきます。
前日に解いた過去問も直前の電車の中での過去問道場も90%を超えましたので、「もう大丈夫や!30問に3時間も要らんわ!」と大きな気持ちで臨みました。

試験開始。小さなマークシートに色をぬっていくだけです。
問題を見てドキッとしました。なんと、初めましての問題だらけだったのです!
3分野にわたり各分野10問ずつ出題され、各分野40%以上かつ全体で60%以上正解しないと受かりません。

知ってる問題が少ない!!
とりあえず一度全て解き、自信のある問題を数えてみたら17問しかない!!

大ピンチなので何周も何周も見返して考えて悩んで。。。
暗記テストって大抵は暗記できていなかったらいくら考えてもどうしようもない場合が多い、ですよね。
ですが、もう一度受けたくはないので相当粘り、結局2時間半粘りました。

試験を終えての感想。
テキストに載っていない問題が出ていたので、テキストの内容が少なすぎるのもよくないのかな、と思いました。
でも、内容が豊富なテキストを使っても、大量の知識を短期間で覚えることはできず、浅い知識になってしまいます。
すると簡単な問題でも落としてしまうので、そう考えるとすっきりしたテキストを隅々まで学習することもとっても有効だと思います。現に私の場合も、テキストに載っていた細かい数字を覚えていなかったためにわからなかった問題がありました。

あとは、過去問に頼りきらないこと。
過去問で傾向は掴めますが過去問になかった問題がたくさん出ることがわかりました。テキストの後ろなどについているオリジナル問題を活用したり、動画を使って過去問の周辺知識を確認することが大切です。


*****************

いかがでしたか?
久々に受けた試験で久々に勉強してたら身が入らないもんですね〜〜〜。
なんとか無事合格できたので、免許申請中です。
写真付きのカードが届くみたいです。楽しみ♪

では、また。
コメントやフォロー、励みになります!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?