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生理もPMSも共有できる生理管理アプリ「ケアミー」を使ったら...?

理由もなく訪れるイライラ、もやもや、悲しさ。

自分でも説明がつかない感情の波を、パートナーに言葉で説明することがしんどすぎる。

そんな経験のある人はいませんか?

低用量ピルを服用して今年で5年目。ピルのおかげで生理痛は激減したものの、私の場合は毎月心のゆらぎが顕著にあります。

生理に悩まされてきた私は、付き合った当初からパートナーに自分の生理日を生理管理アプリ「ケアミー」のペアリング機能を使って共有しており、1年以上使用してきました。

なぜ数多くある生理管理アプリから「ケアミー」を選んだかは、こちらのnoteをご欄ください。

※1年以上前に書いたので今と内容が少し違います。現在はピル服用モードや基礎体温記録機能も搭載されています。

ケアミーのペアリング機能は基本的に満足していたのですが、個人的に”ある機能”が欲しいとずっと思っていました。

遡ること1年。

2020年の9月6日に、開発者の吉川さんに、いちユーザーとしてある要望を伝えていたのです。(吉川さんはよくユーザーヒアリングをしてくださるので、思った事を伝えさせていただきました。)

「ペアリング機能で、PMSの症状を入力できて、それがパートナーに伝わる仕組みがあると嬉しいと思いました。〜例えばPMSの症状を『落ち込みがひどい』『いらいらしがち』など選べ、パートナーにしてほしい対応も『そっとしてほしい』『優しい言葉があると嬉しい』などから選べて通知できたら嬉しいです。自分で伝えることに超した事はないですが、伝える事がしんどい時もあったので、そんな機能があれば話すきっかけになるかもと思いました」(一部抜粋)

このような内容をお伝えしてから1年。

ペアリング機能にカラダとココロの状態も通知できる機能が追加されていたのです!ぱちぱちぱち

待望の機能を使用してみた感想をレビューしていきます。

生理管理アプリ「ケアミー」のペアリング機能で何ができる?

ケアミーは使用モードが「生理管理モード」「妊活モード」「ピル服用モード」の3種類があり、私は「ピル服用モード」を使用中です。

「ピル服用モード」でパートナーに通知できる内容は3種類。

①カラダの症状、ココロの状態
②休薬・偽薬期間
③出血(休薬・偽薬期間中)

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ペアリング機能のLINE通知設定画面


私は現在服用しているピルが休薬期間がないタイプなので、現在は①のみ通知する設定にしています。

自分がピルの服用期間のどのタイミングで体調に変化があるかなどの自己管理の目的+その結果をパートナーに把握してほしい場合は、②③も共有してみてもいいと思います。

ちなみに、「生理管理モード」や「妊活モード」では、生理予定日や生理の開始・終了、また排卵予定日などを共有できるので、目的に応じて、自分が何をパートナーに通知したいかを決めておくと良さそうです。

通知したいメッセージを自分で編集できる


日々の体調を記録する際に、カラダの症状とココロの状態を選べる画面があります。

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カラダの症状は、腹痛、貧血、吐き気などの24項目から選べ、ココロの状態は、元気・普通・イライラ・不安・悲しい・やる気が出ない・情緒不安定の7項目から複数選ぶ事ができます。

例えば、カラダの症状で「腰痛」を選択し、ココロの状態で「やる気が出ない」を選択して保存をすると次のような編集画面に移ります。

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何も編集しないと、このままのメッセージがパートナーに送信されます。

ここで、嬉しいなと思ったポイントが2つ。
それは、「メッセージを編集できる」ことと、「今回は通知しない」を選べること

個人的にはそのままで送ることが多いですが、人によっては「こういう風にしてもらえたら嬉しい」「これはしたくない」などの気持ちや要望をセットで送ってもいいのではないでしょうか?

私の場合は、コミュニケーションに支障が出るかもと思うような症状が出ている場合のみに通知をし、それ以外はしません。

今は遠距離で時差があるので、私に症状があるタイミングと、パートナーがその通知をみるタイミングで時間差があることが多いので、パートナーに通知せず、基本は自分のログに留めています。


「こうしてくれたら嬉しい」と要望を伝えるきっかけづくりに

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これは初めてペアリング機能を通して、自分のメンタルの状況を通知したとき。
ココロの状態で「不安」を選択して、とくに要望は送りませんでした。

通知していたことも忘れていたときに、LINEを見たパートナーからメッセージが来て「なんで分かるの!?」と一瞬驚きました(笑)

パートナーから連絡が来たときには症状は落ち着いていたものの、通知を受け取って、気にかけてくれたことがありがたかったです。この後に、メンタルの状況と、今こういうことをしてくれると楽になるという話ができました。

そのとき、「メンタルの通知機能すごい、話すきっかけを作ってくれた」と感動したことを覚えています。

アプリじゃなくて、直接伝えればよくない?

わざわざアプリで共有しなくても直接伝えればいいと思う人もいると思います。

私も本当はそっち派です。

実際直接伝えられることがベストだと思うし、私も極力そうしていましたが、心の揺らぎをシェアすることがしんどいと感じるときがありました。

同棲していたある時、月のある一定期間のみ極端に気持ちが沈んでしまい、自分でも対処に困っていました。時期的にもPMSの該当期間ではなく、そうなってしまう理由が思いあたらず、泣いている私にパートナーが理由を聞いてきても「分からない、理由はない」としか答えられず、ただその波がおさまるのを待つ日々。

優しい言葉をかけられても、何かしてくれようとしても、朝起きた瞬間からその鬱のような感情はあるので、その心の辛さを言葉で伝えようとしても、「今日も何か分からないけど辛い」しか言えず、次第に自分が言い訳しているような気分になりました。

数日耐えると自然に波はおさまるので、そうなると、ちょっと辛くても「でも大丈夫だよ、すぐ良くなるよ」と言ってしまうことが増え、自分の本当の心の状態と、言っている言葉に差が出始めたときが苦しかったのかなと思います。

そのときに私がしていたことは、生理管理アプリのメモ部分に自分の気持ちのログをとること。

そして数カ月様子をみてみると、新しく変えたピルの服用開始の数日間だけに訪れていることが分かったので、婦人科に行くタイミングで相談し、ピルを変更したらその症状はぴたっとおさまりました。

その当時はまだメンタルの状況を伝える機能が無かったので、冒頭のようなメッセージを吉川さんに送らせていただいたという背景があります。

自分の気持ちの揺れをデータで可視化できるとパートナーにも説明しやすい

言葉でもできる限り伝えていましたが、そのときにメンタルも通知できる機能があれば、「こういう症状がある、もしくはあった」ということをデータとしてパートナーに確認してもらえるかなと思っていました。

データの良いところは、可視化されているので、後から一緒に客観的に振り返ることができる点だと思います。言葉だけだと、いつその症状があったかを後で振り返ることができないので、原因があやふやなままになることが多かったです。

基本のペアリング機能では、パートナー側がアプリをインストールせずにLINEに通知できますが、パートナーにアプリをインストールしてもらうことによって、自分のケアミーの画面を共有することもできます

これは最近知った機能なので、今は遠距離でなかなか使用機会に恵まれませんが、「最近はこんな感じだったよ」と後で一緒にメンタルの変化を振り返りたいなと思いました。


ペアリング機能で生理やPMSを共有することに対してパートナーはどう思っているのか

このnoteを書くタイミングで、パートナーに改めて生理日を共有することについてどう思っているのか聞いてみました。

私:生理日を共有することどう思ってるの?共有してもらえたら嬉しい?
パ:え?どっちでもいいかな。
私:どっちでもいいってどういうことよ(笑)原因が分からなくて私が爆発してたら困らない?
パ:たしかに(笑)やこがしたいならしていいと思う。俺はどっちでも困らない。
私:ほーん。LINEでメンタルの通知がきたときどう思う?
パ:あ〜また爆発してるんだな〜って思ってる。
私:(笑)で?
パ:自然現象だからしょうがないことじゃん。それに対して嫌だとかは思わない。
私:(笑)でも現象だけ送られると困らない?要望も送った方がいい?
パ:困らないよ。要望は直接伝えてくれていいよ。

よくレビューでみかけるような、「生理周期を共有したらパートナーが先回りして気遣ってくれるようになった」みたいなものをちょっぴり期待していましたが、そういうことは無くて「どっちでもいい」というパートナーらしい回答だったので笑いました(笑)

ですが、「〜してほしい」と言ったら基本は否定せずに対応してくれるようになりました。生理関連の心のゆらぎは言わないと一生気づきませんが、分かった後はいつもと変わらず淡々と接してくれているのでそれが個人的にはすごく助かっています。

辛いと話すとだいたい返ってくる言葉は「じゃ、どうしたい?どうすればいい?」なので、こちらも淡々と「マッサージしてほしい」「今日は辛いから外に出たくない」「ご飯を買ってきてほしい」と要望を伝えています。パートナーがとっても疲れているタイミングとかぶる時があるので、全部の要望がOKなわけではないですが、この話せる土壌が作れたことは私はアプリのおかげだと思っています

パートナーと生理のことを話せないと思う人こそ、ペアリング機能を使ってほしい

生理日をパートナーに共有するという話をすると、「ハードルが高い」「パートナーがなんて思うか分からない」と不安な声も聞いたりします。

すごく分かります。

以前生理のことを勇気を持って異性に話したら「そんなこと」と言われてすごくショックだった経験があり、パートナーに話す前は緊張していました。

「全然理解してくれなかったらどうしよう」

と、とても不安でした。

でも、私は生理でメンタルに左右されることが分かっていたので、ここを理解してもらえない人と付き合うのはきついと思っており、最初から意識的に話すようにしました。

最初に話す前は、以前の経験もありかなり勇気を必要としたのですが、パートナーは高校でPMSを習っていたそうなので、「PMS習ったよ。当たり前のことだよ、大丈夫」と言われ拍子抜けした記憶があります。

ですが、先述したとおり、言わないと理解されないんだなというシーンは多々あり、生理の基礎知識を質問すると「え!?その認識だったの!?」のような誤解もありました。

ケアミーのペアリング機能を使用すると、パートナー側に生理やPMSの基礎知識が送られますが、その内容を確認させてもらって、私はさらに自分の体験シェアをしました。

生理のことを話せる土台があるからペアリング機能を使用しているというより、ペアリング機能を使用しているから、生理やお互いの体調について話すきっかけが多くなったと思っています

その結果、パートナーが、私の場合は食べ物と体調にも関係性があるんじゃないか?という仮説をたててくれ、「食べ物と体調を記録しよう」と提案しし、スプレッドシートでファイルを作成してくれたときは驚きました(笑)

もし話していなかったら、パートナーからこういう行動は出なかったと思います。

あーでもないこーでもないと文句を言ったりしながらも、一緒に振り返りの時間を持てた事も嬉しかったです。

これは、生理やPMSのことを話す機会を増やしたからこそできたことだと思っていて、「パートナーとそういう話をできない」のではなくて、できないからこそ何とかきっかけを作って、話しやすくする種を撒いていくことの重要性を感じています

そしてそのきっかけが、私の場合は生理管理アプリでした。

先述したように、データで自分の生理の異常(私の場合は、長期的な不正出血や極端な気持ちの落ち込み)を共有できたのでパートナーに理解してもらいやすくなったのだと思います。

今は1年前に感じていたような「心のゆらぎを話し続けることが辛い」と思う気持ちも薄れ、そんな気持ちも含めて全部シェアしていこうという個人的な気持ちの変化がありました。

ケアミーは、パートナーに生理やPMSのことを話すハードルを下げ、関係性を深めていくことにすごく役立ってくれたなと感謝しています。

ライフスタイルにあわせて自分にあった使い方が見つけられる

また一緒に住むようになり、要望も通知ではなく直接どんどん伝えられるようになったら、もしかしたらペアリング機能を卒業する日が来るかも知れません。

でも、ペアリング機能を使用する頻度が減ったとしても、ケアミーを使う理由はたくさんあります。

例えば相談チャット。ピルで予期せぬ不正出血が起き、すぐに婦人科に行けなかったときに「これは飲み続けるべき?やめるべき?」と迷った段階で、ケアミーの相談チャットを利用してメッセージを送りました。夜に送っても翌日の朝には返信をいただけて、とても安心した経験があります。

また、基礎体温のグラフでの振り返り機能も重宝しているので、このまま使い続けると思います。(欲を言えば、体温計で測ったら自動連動してくれる機能ついたらめちゃくちゃ嬉しいです)

そして、いつか妊活する時期が来たとしたら、妊活モードにして、今までと違ったペアリング機能の使い方ができるかもしれません。

自分のライフスタイルにあわせてモードが変更できる仕様は助かりますし、今後もパートナーとの仲を深めていけるように、お互いにあった使い方を模索していきたいと思います。

書きながらパートナーとの関係性を振り返っていて、本当に実感しました。

付き合った当初よりも、お互いが体調について話しやすくなれるきっかけを作ってくれたのはケアミーでした(泣)

パートナーと体調について話したいな、と思っている方には、ぜひ試してほしいです。

ここからダウンロードできるので、よかったら試してみてください!

よりふたりが仲良くなれるきっかけになりますように。

(※)本noteは生理管理アプリケアミーとのタイアップ記事です。


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