vol.13_「200億円投資詐欺事件」から思うこと
2023.02.10
【投資って怖いよね。 ねー?】
私、基本テレビみないのですが
(見なさ過ぎて先日テレビ廃棄しました)
長男をこども園に連れていく車内でだけ
唯一朝のニュースを見ます。
で、今朝1つのトピックとして流れていたのが
「200億円投資詐欺 投資コンサル会社社長(&社員)逮捕」
の事件。
20代~30代など
比較的若い世代を対象に計約200億円を集金し
実際は1.5%程度しか運用せず
残りは遊興費に充てていた とのこと。
インタビューを受けている被害者の方は
「1,000万円強つぎ込んでいた」
「毎朝●にたくなる」
と。
ひどいですねー。
こわいですねー。
と感じると同時に、
ひねくれ者の私はこう思いました。
「ああ、こういった報道で
また日本人は投資を敬遠していくんだろうな」
詐欺事件が起こってしまったことは事実ですし、
それは勿論良くないことで、罰せられるべきですし
被害者の方は可哀そう(な気もする)。
再発を防ぐため、注意喚起することも必要と思う。
ただ
こういった報道に国民感情を煽るメディアや国家の
印象操作を疑ってしまうのは私だけでしょうか?
【事実、他国にどんどん追い抜かれている日本】
以前、個人資産の日米比較を見た時に衝撃を受けました。
日本
①保険・年金 :25.2%
②株式・債権等:14.5%
③預貯金 :55.5%
④その他 :数%
米国
①保険・年金 :32.2%
②株式・債権等:53.4%
③預貯金 :11.8%
④その他 :数%
(出典)OECD “Household financial assets”の各国の2019年末のデータよりウェルスナビ社作成(2021年10月)
わかりやすく、日米では②と③が真逆なんですよね。
お金の価値観が真逆。
別に銀行批判するわけじゃないですが
今や日本の銀行の金利は限りなく0に等しいのは
既知のことかと思います。
それでも、資産の半分以上を
いつでも引き出せる”安心感”と引き換えに塩漬けにする日本人。
預貯金はそこそこに
レバレッジを利かせる米国人。
米国では学生時代で金融教育が施されるのは当たり前。
日本はというと
義務教育はもちろん、高校でも金融が取り上げられることはほぼ無し。
大学で、ようやくちょろっと?
それは知識や価値観に差がつくのも当たり前というもの。
おそらく戦後から
どこぞの国が主権を握り、日本人を”馬鹿”にするための
非英才教育環境を敷き続けてるんでしょう。
当たり前のようにそれに呑み込まれている自覚がある日本人って
どれだけいるんでしょう?
今や日本は
隣国韓国よりも平均年収は下です。
日本:433万円(直近20年間で伸び率1%未満)
韓国:580万円(直近20年間で伸び率40%)
(出典)2021 OECD(経済協力開発機構)
言うてそんなに、
日本人て馬鹿でも能力低いはずでもないと思うんですけどね。
でもこれが事実。
基本的に大人たちが教えてくれない以上、
自分たちで、目を開いて情報収集して精査して試してみて
資産を増やす努力をしていく。
それを自分の子供や身近な人に伝えていく。
ということしか
今のシステム上だとできないんですよね。
別に金が全てって訳じゃないですが
これだけコケにされてるってことが
個人的に気に入らないだけです。
せめて自分や、周りの家族など、小さな範囲でだけでも
抗ってやろうと思うのです。
国内には
こういう感じの金融に触れる機会が
もっと増えたら良いと思う。
こういう感じの金融関係のチラシ案件
お待ちしてます(あれ、営業?)
あ、
今回ポスティングとは一切関係ないです。
以上、個人的な感想でした。
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