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「Beグリーン」の生産地および工場にて、原料と品質のこだわりを学んできました

稲垣です。
少し前の話ですが、熊本へ行ってきました。

コロナが落ち着きを見せてきたことに伴い、インタビューや商談の機会が増え、ありがたいことに自社商品のことを説明することが増えてきました。
人に話せば話すほどに、弊社商品がこだわる原料のよさや品質にかけるこだわりについて自分ももっと深く知りたいと思うようになりました。
百聞は一見にしかずともいいますので、今回は弊社商品「Be グリーン」の工場および主原料である大麦若葉の*圃場(ほじょう)を見学しようと思い、熊本まで足を運ぶことになりました。

*圃場(ほじょう)とは、農作物を栽培するための場所のこと。水田や畑(普通畑・樹園地・牧草地)などを包括する言葉。

農場は、農業を営むための場所(あるいは経営主体)を指す語である。必ずしも田畑をのみ指すとは限らず、付帯する施設や作業者なども含む概念である。圃場も農場に含まれる。
実用日本語表現辞典 より抜粋

今回の見学に当たり圃場という言葉を初めて知りました。
つまり、「農場」というと農家経営に関わる田畑、施設、人、など全てを指し、その中でも田畑に限って表現するときは「圃場」というそうです。
こんな感じで、仕事を通して興味を持って新しい知識を入れるのは楽しいですね。

そんな熊本の圃場で、改めて学んだことや、感じたことを書いていきます。

◆そもそも「大麦若葉」とは

そもそも大麦は、イネ科の植物であり、1m程度の高さまで成長するそうです。その中でも「大麦若葉」は、大麦に穂が出る前で高さ20~30cm程度の若葉のことを指しており、青野菜独特の臭いが控えめです。

ビタミンやミネラルなどの栄養素はもちろん、特に食物繊維が豊富なところが特徴で、ブロッコリーやほうれん草と比較しても、大麦若葉のほうが食物繊維を多く含んでいます。

一日に摂取する野菜の目安量は350gとされていますが、現代の平均野菜摂取量は目安量に達していないと言われています。
大麦若葉には、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているため、不足しがちな栄養素を補いつつ腸内環境を整えるためにはピッタリな素材です。
詳しくは自社サイトで今後展開していきたいなと思っています。

◆「Be グリーン」の原料へのこだわり

大麦若葉を栽培する地として熊本を選んだのには下記の理由があります。

①土がすばらしい
阿蘇山に代表される豊かな山々が生んだ火山灰がベースの土壌なので、水はけが良く、アルミニウムや鉄が多く肥沃(ひよく)である
②良質な天然肥料が手に入りやすい
植物の残沙や家畜の糞や堆肥でできた肥料が手に入りやすく、微生物がそれを食べて食物連鎖が起きるのでさらに土壌が良くなる
③高低差のある地形を生かした安定した栽培
熊本県内は標高差があり、標高による気温差を利用して時期をずらして栽培し、安定供給することができる

熊本の土地の恵み特長をフルに活用することで、農薬や化学肥料を極力使わず、原料をサステナブルに供給することが可能になっているのですね

今回実際に熊本を訪れてみることで、高低差だったり、火山灰がベースになった土壌だったりといった、自然の素晴らしさに感動しました。

また、
・契約農家さんに依頼し
・各畑に番号を割り当て
・どの畑で取れたのかがわかるようにする
といった方法で、*トレーサビリティを確保しています。

さらに畑には監視カメラを設置して集合管理し、状況の把握や収穫に最適な時期の見極めを行っています。

監視カメラの様子、畑の中央に設けた目盛りを使い生育状態を管理している

*トレーサビリティとは・・・・
(追跡可能性の意)農産物や製造品の生産者や流通経路などが、さかのぼってたどれること。 ※広辞苑より​​抜粋

◆「Be グリーン」の品質へのこだわり

「Be グリーン」の大麦若葉は熊本の地の利を活かし、トレーサビリティの徹底や、カメラなどを用いた効率的かつ先進的な手法も用いてサステナブルに生産されています。

サステナブルな方法での生産におけるデメリットをあえて挙げるとすれば、色や見た目のムラが出てしまうということです。

可能な限り自然環境下で大麦若葉を栽培しているため、どうしても色のムラが出てきます。

成分や味などの品質的には、多少色が違っても問題はありません。
ただ色が違うことでお客様に不安を与えたくもありません。
そこで、収穫・乾燥・粉砕した粉末状態の大麦若葉を季節ごとに保管し、必要に応じて異なる季節の粉末を混ぜるなどをし、完成工程品の色が均一になる工夫もしております。

このように「Be グリーン」に使われる大麦若葉は、美味しく飲みやすいのみならず、見た目や生産プロセスなども含めて、お客様が安心・安全に続けられる商品を提供することにこだわっています。

普段から、営業のときなどに口に出してはいたものの、実際に自分の目で見てみることで改めて「Be グリーン」に使われる大麦若葉はやはり素晴らしいものだと感じました。
生産農家のみなさまはもちろん、Beに関わる人たちのおかげで成り立っているのだなとも感じられて、有意義な時間でした。

大麦若葉 左:収穫してすぐ、中央:乾燥させた状態、右:粗粉砕した状態

熊本での2日間は、撮影をするだけでなく、契約農家さんや工場の方々とコミュニケーションを取り、日々の感謝を伝えられたので、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

撮影した画像は、近いうちにブランドサイト等で公開するのでお楽しみに。

■公式プロフィール
稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。

■関連メディア
◆アクティブオーガニックブランド「Be」公式HP
https://be-beauty.jp/

◆「Be」オンラインストア
https://be-store.jp/

◆「Be」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/be_activeorganic/?hl=ja

◆「Be」公式Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCtEhEgJPGJQ9IX4y5vbmESw

◆「Be」公式Note
https://note.com/beofficial

◆「Be Organic(ビーオーガニック)丸の内本店」
https://be-beauty.jp/be_organic/

◆株式会社Be社長 稲垣大輔のブログ
https://ameblo.jp/not-biz-but-love


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