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VIA THE BIO|モッツアレッラ ディ ブーファラ DOP ビオ

VIA THE BIO(ヴィア ザ ビオ)さんのチーズを紹介するシリーズ。

VIA THE BIO(ヴィア ザ ビオ)さんは、私たちと同じつくばに拠点をおく、チーズのインポーターさんで、ビオ(オーガニック)のチーズや熟練の熟成士の手によるチーズを多数輸入されている会社です。

そもそもビオのチーズとは

チーズの原料といえば、当然牛や羊やヤギなど色々な動物のミルクなのですが、このミルクを出してくれる動物たちが、何を食べて、どういう環境で暮らしているかなどで、ビオの認証が規定されています。

ビオのチーズの場合は、牛さん達が食べる牧草や干し草がオーガニックの基準で育てられたものであり、加工段階で塩などを用いる場合も、厳しい規定を守られた製造が行われたものとなります。

牛が本来のライフサイクルやライフスタイルに近い形で育てられ、その牛がもたらしてくれるミルクで用いられたチーズが、ビオのチーズと言えます。

モッツアレッラ ディ ブーファラ DOP ビオ

タイプ:フレッシュ・水牛
産地:イタリア

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VIA THE BIOさんによる解説:
1950年以来モッツアレッラ に情熱を傾けるLa Contadina社。DOPゾーンであるナポリから北⻄のカプアとモンドラゴーネの中間にある農家。食感は表皮は薄く、口に入れるとミルクの風味がいっぱいに広がるフレッシュ感溢れるモッツアレッラです。

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イタリアフレッシュチーズの王道といえば、やはりモッツァレラチーズです。それも牛のミルクではなく、水牛のミルクであることに意味があります。猪と豚の関係とは違い、牛と水牛は種が違うため交配はできません。水牛は水牛ならではの生態があります。

ことチーズ作りに関していると、水牛は家畜化された牛とは違って、デリケートで育てるのに手間がかかります。それでいて取れるミルクの量は、牛よりもかなり少ないというのが実情のようです。

なので牛のミルクで代用してモッツァレラチーズを作るということもありますが、やはり本来のモッツァレラチーズのあるべき姿は、水牛のミルクで作られたものとなります。

Wikipediaによると

水牛の乳と牛乳では、それぞれ風味に違いが出る。一般に、水牛の乳を原料とするものの方が良質とされる。また、乳牛よりも水牛の方が飼育が難しく、乳の量も少ないため、希少価値から水牛の乳を原料とするものの方が値段が高い。水牛のものを採取する際は水牛に子を産ませた上で子を取り上げ、子が飲む分の乳を利用する。

とあります。

ということで今回は、本来のモッツァレラのあるべき姿である水牛のミルクで作られたビオ モッツァレラチーズです。パンに水牛のミルクを使うだけではなく、その水牛が食べる餌などにまで気配りをされたこのチーズは、モッツァレラチーズの最大の魅力であるふわっと口に広がる柔らかいミルクの甘みが、非常に生き生きとしていて、それでいて凝縮した旨みがたっぷりと詰まっています。

夏の訪れを感じさせるようなハーブを散らしながら、たっぷりとトマトとモッツァレラチーズを堪能できるカプレーゼがやはりオススメです。

シンプルに手で割いたモッツァレラチーズに上質なオリーブオイルと塩をかけてそのまま冷奴のように食べるのも口いっぱいに幸せが広がります。

爽やかなスパークリングワインや白ワインと一緒を食前酒に是非。

おわりに

be a good friend は、ヨーロッパを中心に自然派ワインを輸入し、造り手の想いに共感してくださる全国のワインショップさんなどに販売するワインインポーターです。

また自然派ワインの部門とは別に、国内の自然栽培の農家さんのお野菜を全国の飲食店さんや、個人の方にインターネット販売を行う八百屋部門のポム・ド・テールも活動中。

地元のよしみもフル活用して、VIA THE BIOさんのチーズを自然栽培のお野菜や自然派ワインなどの果実酒と一緒にお届けしています。

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ハード・白カビ・青カビ・パルミジャーノなどタイプがお選びいただけます。お届けするチーズは、その季節にあわせたオススメや入荷状況などを見てチョイスします!


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