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VIA THE BIO|コンテ AOP ビオ 18ヵ⽉熟成

VIA THE BIO(ヴィア ザ ビオ)さんのチーズを紹介するシリーズ。

VIA THE BIO(ヴィア ザ ビオ)さんは、私たちと同じつくばに拠点をおく、チーズのインポーターさんで、ビオ(オーガニック)のチーズや熟練の熟成士の手によるチーズを多数輸入されている会社です。

そもそもビオのチーズとは

チーズの原料といえば、当然牛や羊やヤギなど色々な動物のミルクなのですが、このミルクを出してくれる動物たちが、何を食べて、どういう環境で暮らしているかなどで、ビオの認証が規定されています。

ビオのチーズの場合は、牛さん達が食べる牧草や干し草がオーガニックの基準で育てられたものであり、加工段階で塩などを用いる場合も、厳しい規定を守られた製造が行われたものとなります。

牛が本来のライフサイクルやライフスタイルに近い形で育てられ、その牛がもたらしてくれるミルクで用いられたチーズが、ビオのチーズと言えます。

コンテ AOP ビオ 18ヵ月熟成

タイプ:ハード・牛(無殺菌乳)
産地:フランス
VIA THE BIOさんによる解説:

フランス東部ジュラ地方でつくられるハードタイプ。フランスで最も人気のチーズ。このコンテはオーガニックミルクでつくられマルセル・プティット社によって熟成される。12-14ヶ月熟成のコンテと比較してより熟成感やコクを感じられる。なかなか生産者はこのチーズを出してくれないのだがようやく認めてくれてきたみたいだ...念願かなっての入荷です!

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フランスのハード系のチーズといえば、そしてワインのおつまみチーズといえば、何をおいてもまずこのコンテが思い浮かびます。

とてもポピュラーなチーズなので、目にする機会も多いのですが、VIA THE BIOさんのチーズは、いつもコンディションが素晴らしく本当に本場フランスで食べるのに匹敵する、場合によっては超えちゃうときもあるくらい良い状態で届けてくださります。

何年か前にフランスのジュラ地方の著名な自然派ワインの造り手であるエマニュエル ウイヨンとピエール オヴェルノワが、家族全員で来日したことがありました。

このジュラ地方というのは、コンテと呼ばれるハードタイプのチーズの本場です。そんなコンテの聖地みたいな場所からやってきた人たちに、VIA THE BIOさんが輸入したコンテチーズを出したことがあります。

すると…

「ねえジュン(←私です)なにこれ!このコンテは本当に美味しいわ!!」

と、めちゃくちゃ褒められたのを覚えています。

子供達もむしゃむしゃとコンテをひたすら食べていました。子どもは大人以上に正直にリアクションするので、これは本当に嬉しかったです。

自然派ワインの造り手たちは、当然ながら美味しいもの好きの人ばかりで、そんな人たちに喜んでもらえるチーズであり、なんなら本場の人もびっくりというコンディションのチーズであったのは、VIA THE BIOさんの輸入から管理に至るまでの愛情のなせる技です(この話は長くなるのでまた別の機会に)。

今回の18ヶ月熟成のコンテは、しっかりと熟成が進み、ジャリとした旨味が凝縮した味わいになっています。濃厚な旨味がありますが、柔らかいミルクの旨味なのでクセもなくスムーズに食べることができます。

ワインと一緒にそのまま食べるのが王道ですが、薄くスライスしてサンドイッチにしても、長期熟成の旨味がいきてきます。

おわりに

be a good friend は、ヨーロッパを中心に自然派ワインを輸入し、造り手の想いに共感してくださる全国のワインショップさんなどに販売するワインインポーターです。

また自然派ワインの部門とは別に、国内の自然栽培の農家さんのお野菜を全国の飲食店さんや、個人の方にインターネット販売を行う八百屋部門のポム・ド・テールも活動中。

地元のよしみもフル活用して、VIA THE BIOさんのチーズを自然栽培のお野菜や自然派ワインなどの果実酒と一緒にお届けしています。

ハード・白カビ・青カビ・パルミジャーノなどタイプがお選びいただけます。お届けするチーズは、その季節にあわせたオススメや入荷状況などを見てチョイスします!


研究者の方や様々な分野のプロフェッショナルの方の力をお借りして、「幸せなな食卓で未来を明るくする」を一歩すすめるためのwebセミナーを開催していきたいと思っています!頂いたサポートはそちらの運営費用に使わせて頂きます。