用語集: 「デフコン(DEFCON:軍事側)」

今回は「デフコン(DEFCON:軍事側)」についてコメントをさせて頂きます。ハッカーの「DEF CON」と紛らわしいので、軍事側の「DEFCON」について説明させて頂きます。

「デフコン(DEFCON:Defense Readiness Condition)」: 通常米国防総省が、戦争への準備態勢を5段階に分けたアメリカ国防総省の規定を指します。

時々映画にも出てきます。

デフコンレベル:

デフコン 5
平時における防衛準備状態にて、準備状態の上昇は統合参謀本部が実行し、国防長官が宣言する。
デフコン 4
情報収集の強化と警戒態勢の上昇を意味する。大陸間弾道ミサイル部隊の態勢は全てこのレベル。
デフコン 3
通常より高度な防衛準備状態を示す。アメリカ軍の使用する無線は、機密コールサインに変更される。2001年9月11日の同時多発テロの際にも宣言されたとのこと。
デフコン 2
最高度に準じる防衛準備状態を示す。キューバ危機の際に一度だけ宣言されたことがある。1962年10月23日に宣言され、戦略航空軍団はB-52爆撃機の一部を空中待機、残りのB-52とB-47は滑走路待機となった。
デフコン 1
最高度の準備を示す。現在までに用いられたことは一度も無いが、アメリカ軍やアメリカ領土に対する外国軍による切迫した、または進行中の攻撃のために予約されている。核兵器の使用が許可されることもある。

そう考えると、猛毒国家に囲まれた日本などは通常でも「デフコン 4」レベルで安泰とはおせいじにも言えないでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?