ozuh (アヤコ)

多文化共生、国際協力(教育)を専攻後、大学勤務を経て2017年に渡米。11人兄弟で米軍…

ozuh (アヤコ)

多文化共生、国際協力(教育)を専攻後、大学勤務を経て2017年に渡米。11人兄弟で米軍人の夫、3人の子供とカンザスシティで暮らしています。転勤族。バイリンガル育児。ギフテッド。旅と自然が好きです。 趣味は創作活動、手仕事、写真、読書、美術全般、ピアノ。

最近の記事

アースデイにアメリカで思うこと

4月22日(月)。 今日はアースデイ、地球の日です。 今朝は地球柄のパンケーキを焼いて朝ごはんにしました。(トップ写真。天然着色です。) 簡単に言えば「アースデイ」は地球環境に目を向け、行動につなげる日。地球に感謝する日と言えます。 祝日の発祥はアメリカ。 それも納得で、アメリカにいると市民の環境意識が恐ろしいほど低いと感じることが多々あります。 例えば、使い捨て容器を多用するところ。 お持ち帰りならともかく、店内で食事をするときでさえ容器やカトラリー全てをプラスチッ

    • タンポポの綿毛のひみつ

      毎年この時期になるとタンポポってこんなだったっけと思う。 日本で見たタンポポは、ひっそりと陰日向に咲いていて、ふと目に入ると「あ、たんぽぽが咲いてるよ!」って伝えたくなるイメージ。咲く時期も、桜が葉桜になって、梅雨前後に咲いていたような。 ところが、アメリカのタンポポは春になり気温が上昇すると、“Yo! 待ってました!”とばかりに一気に開花します。それも群生しているので、タンポポ畑というのがそこら中に出現する。 そもそも芝生が多いので余計に繁殖しやすい環境なのかもしれない

      • 担任の先生からの電話

        また息子(7)の小学校の担任の先生から電話をもらいました。 受話器をあげる前にフーッと深呼吸。 「また」と言っているのは少し語弊があって、今日は電話という手段だったと言う方が適切。 息子の担任は、1ヶ月に1、2度くらいのペースで電話、Eメール、または直接、母親である私に何かと息子に関する苦言を呈するのがお決まりになっています。 これが電話ならまだまし。 手段がEメールだと、先生から送信したらそれっきり。投げっぱなしで、こちらの返信に対する折り返しがないこともあります。

        • 私がAmazonで頼んだのは紛れもなく「トットちゃんの15つぶのだいず」なんだけど、果たして本当に届くのか不安になる写真が注文履歴に添えられていた。ずっとLAに荷物が留まっている原因はこれのせいなのじゃないかと思ってます。

        アースデイにアメリカで思うこと

        • タンポポの綿毛のひみつ

        • 担任の先生からの電話

        • 私がAmazonで頼んだのは紛れもなく「トットちゃんの15つぶのだいず」なんだけど、果たして本当に届くのか不安になる写真が注文履歴に添えられていた。ずっとLAに荷物が留まっている原因はこれのせいなのじゃないかと思ってます。

          「大谷選手だって、誰かの恋人かもしれないのに。」とここで綴ったのが2週間前。本当に誰かの恋人だったし、今や夫になったとは!大谷選手の慎ましいプライベートは、NFL選手のそれとは全然違う。米メディアは隠されていることに困惑してるだろうな。日本文化を知っていればなぁと思う。

          「大谷選手だって、誰かの恋人かもしれないのに。」とここで綴ったのが2週間前。本当に誰かの恋人だったし、今や夫になったとは!大谷選手の慎ましいプライベートは、NFL選手のそれとは全然違う。米メディアは隠されていることに困惑してるだろうな。日本文化を知っていればなぁと思う。

          とても嬉しい褒め言葉

          アメリカにいると、自己肯定感アゲアゲな世界に浸ることができます。 すれ違いざまに持っているものを褒められ、公園で立っていると服装のスタイリングを褒められ、買い物かごの商品を取り出すとレジ係にその商品のチョイスを褒められる。 私が特別なんじゃなくて、アメリカで暮らしていると毎日こんな感じでやたらと褒められるのです。 渡米1年目は、褒められることがなぜか恥ずかしかった。 渡米2年目は、謙遜せずに「あらー!ありがとう!!!」と脚色めいたリアクションとともに言えるようになった

          とても嬉しい褒め言葉

          バレンタインに手づくり粘土をプレゼント

          バレンタインデー、終わりましたね。 日本ではおいしくて美しいチョコレートが出回っていたのだろうなと想いを馳せています。 アメリカでもバレンタインデーは、私の「スキ」をカードや贈り物のカタチにして相手に贈る日です。 ただ日本と決定的に違うのは、年齢も男女も関係なく、スキな相手にバレンタイン(=小さなギフト)を渡すということ。 それを渡す時、恋愛感情の有無は関係ありません。スキとかラブ🫶を「はい、どうぞ!」ってもっとカジュアルに贈る感じ。 日頃から挨拶のようにアイラビュー、

          バレンタインに手づくり粘土をプレゼント

          3億人が観るスーパーボウルの余韻より

          “全米が震撼した”、”全米が泣いた”は間違いなく誇張表現だけど、大袈裟ではなく全米が最も注目する試合があります。 それはNFL(フットボール)の決勝戦。 通称スーパーボウル。 昨日、午後5時半(カンザスシティ時間/アメリカ中西部時間)から、今年のスーパーボウルが開催されました。 ラスベガスのスタジアムでは、チケットは最も安い席で120万円、高い席で3億円だとか。 多くのセレブやスターが観戦し、大掛かりなハーフタイムショーがあり、特別なCMがあり。 大いに盛り上がる試合

          3億人が観るスーパーボウルの余韻より

          くら寿司USAレポ

          くら寿司カンザスシティに行った翌朝、くら寿司のアメリカ展開に関する記事をYahoo!Japanで見つけました。 要はくら寿司USA、鰻登りで海外事業拡大中。 “見つけた”とは言ったけど、この件に限らずやたら実生活に呼応した記事を目の前に差し出されるのはなぜだろう。タイミングが良すぎる。 携帯が諜報機器だという疑念が確信に変わりつつあります。 なにはともあれ、その記事を参考記事として引用したくていま探してみたけど見つからず、代わりに出てきたのが稲垣吾郎とくら寿司に関するこの

          くら寿司USAレポ

          ガーナとアラブの間でパスポートを失くした話【ドバイ編】(1)

          この話の(前編)である【ガーナ編】を公開してから随分と時間が経過してしまいました。 この記事は(後編)に当たりますが、前編をすっ飛ばして、この【ドバイ編】からでも読めます。 私自身の回顧録です。 ー 前編【ガーナ編】はこちら  ドバイ空港到着 アクラ空港(ガーナ)からドバイ空港(アラブ首長国連邦)まで空の旅は約8時間+。現地に着いたのは朝日の眩しい6時すぎでした。 ゴゴゴーと唸りをあげて着陸した飛行機が、到着ゲートに向かって自転車(私的感覚)のごとく、ゆるゆると進むの

          ガーナとアラブの間でパスポートを失くした話【ドバイ編】(1)

          余白は余白のままで

          すきま時間ってなんだろうと改めて思う。 すきま時間にストレッチ、すきま時間にオーディオブック、すき間時間にアプリで勉強。 すきま時間は、作業と作業の合間の時間とか、ある作業をしている時に別の作業が可能な時間を指すのだと思う。作業は活動とも読み替えられる。 その“すきま時間”を能動的に活用するのが、賢くて有意義な時間だというけど、うーん本当にそうかなと思うようになってきた。 そう思ったきっかけが2つあって、1つは母がふとしたときに話してくれたこの言葉。 母自身もその言

          余白は余白のままで

          実例をもとに. ギフテッド教育の勘違い

          ギフテッドと呼ばれる子供達(あるいは大人たち)について、ここ最近、日本でも盛んに取り上げられるようになりました。 日本の報道や文献、人の話を私が見聞きする限りでは、その知能指数の高さを理由に、対象となる子供達には特別で高度な学習や、踏み込んだ内容の学習をさせることがギフテッド教育の要のように取り上げられています。 しかし実情は、日本に住む多くの日本人が思っているものとは違うのだということを書きたいなと思い、ここでペンを(というよりは指を)滑らせています。 ーーー 現在

          実例をもとに. ギフテッド教育の勘違い

          バイリンガルな息子(7)の素朴な日本語の疑問

          息子(7歳)は日本生まれ。 1歳半のときに渡米して、日本に帰国したのは1歳11ヶ月のときの1度きりだけど、よっぽど複雑な内容じゃなかったら、普段は問題なく日本語で会話ができます。 そんな彼が時折感じる日本語への疑問が面白くて、私もその答えに立証できるような説得力を持たせられずにいるので書き出してみます。 (1) 日本語の歌にときどき英語が入っているのはなぜか 例えば、wow wow wow だけじゃなくて 街を歩くeverydayとか I don’t know whyと

          バイリンガルな息子(7)の素朴な日本語の疑問

          11人兄弟の夫と家族のケースから弾かれる幻想と大事にしたいこと

          夫は本人を含めて11人兄弟です。 1番上のお兄さんだけはお父さんが異なり、その後の10人はみんな同じお父さんとお母さんから生まれた兄弟。 年齢は1番上が36歳、1番下が21歳。 男女比は男の子6人、女の子5人。 ほとんど間を空けずに、15年間で11人が生まれたことが分かります。 日本なら「大家族」の番組ができる勢い。 これはアメリカでも珍しい家族構成で(...離婚と再婚の果てに兄弟の数が増えるというのはあるケースらしい)、さらに驚きなのは1番下の子が生まれたその数年後、

          11人兄弟の夫と家族のケースから弾かれる幻想と大事にしたいこと

          大寒波到来

          アメリカの家はとても合理的。 冬のあいだは、セントラルヒーターなるものが作動して家の隅から隅まで温めてくれています。 おかげでお風呂やトイレに行くのが億劫になることもないし、ストーブのそばから離れられないなんてこともなく、春夏秋冬どの季節でも家の中は快適に過ごせています。(だからストーブは普通どこにも売ってないし我が家にもありません。) とりあえずセーターは着るけど着なくても平気なぐらい。 それが一歩外に出ると現在の気温(外)に驚くなかれ。マイナス13℃。 これから1週間

          あけましておめでとう

          noteのことを忘れていたわけではないのですが、クリスマスから年末年始にかけて、次から次へとやってくる大波、小波と戯れており、気づけば年が変わってもう6日が経ちました。 あけましておめでとうございます。 ここ、アメリカの年末年始はクリスマスとは打って変わって全然面白くありません。 大晦日はパーティーをして、年をまたぐ瞬間はクラッカーを鳴らすとかハグするとか、それぐらいのこと。ほとんどのお店が年末年始も通常営業しています。仕事は2日から、学校は3日から始まりました。 私は昨

          あけましておめでとう