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平凡日記

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名前のつかない一日を積み重ねていく
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2018年4月の記事一覧

4/17 : 大人になれたことには、ちゃんと意味があって

4/17 : 大人になれたことには、ちゃんと意味があって

気づけば学生を終了してすでに半月が経っていた。
この前ひとつ下の後輩が「◯◯学部の4年生です」と自己紹介しているのを見てはっとした。
当たり前だけどもう私に学年はない。

あっという間に年をとって、高速で灰になるのかなあ。
だとしたら不幸になっている暇なんてない、世を嘆くだけじゃ効率が悪い。

こうも強気でいられるのは、卒業後も続くゆるやかな関係と、職場での新しい関係に恵まれているからだ。

この

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4/15 : 手すりに結わえられたマフラーのように

4/15 : 手すりに結わえられたマフラーのように

正しくない優しさと優しくない正しさは気持ち良いくらい対比しうる。

正しくない優しさは毒みたいに蔓延っていて中毒性が高く、
優しくない正しさは正しさゆえの加虐性も秘めているので扱いが難しい。

今日の私はどちらだったのかな。

4月15日、駅の階段には忘れ物のマフラーが結わえられていて、来るか来ないかわからない持ち主を待っていた。誰も傷つけない優しさが羨ましかった。

4/8 : 部屋は心の鏡

4/8 : 部屋は心の鏡

なんやかやとやることは散在していて、拾い集めて落としてまた戻って拾う、みたいな日常が続いていますこんにちは。

溜まった洗濯物とか、床に置きっぱなしの書類とか、でもそれらが前ほどいやじゃなくて、気づいたときは静かにあるべきところへ戻せる。適当だけど。

毎日が飛ぶように過ぎていった学生時代、「部屋の掃除をすると気持ちがすっきりする」、なんて言説をすこしも信じられなかった。整理も整頓も清掃もひたすら

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4/3 : 手帳の1ページ目はいつもきまじめに書きすぎてしまう

4/3 : 手帳の1ページ目はいつもきまじめに書きすぎてしまう

4月3日(火)

日記を書くことにした。

少し前からnoteを試してみたくて、でもブログは別にあるし何を書こうか、と思っていた。

日記を書くことにした。

「アパートメント」、というwebメディアが私は好きで、そこでは日記のように絵日記のように誰かの日々や思いがつづられている。

http://apartment-home.net/column/201802-201803/propose1

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