マガジンのカバー画像

N4書房の日記まとめ 2020-2022

68
noteで公開している日記のまとめです。 2020年9月から2022年12月まで。
運営しているクリエイター

#牧村憲一発言集成

N4書房日記 2022 0401-0427

0401 新しい本用のチラシの裏の文言をより平易に、普通の人向けのQ&Aにして書き直す。 これなら誰にでも興味を持ってもらえるだろうと妥協したつもりでも、やはり音楽を聴かない人もいるので難しいかもしれない。 0402 引用と、盗用・模倣・単なるトレースとでは大いに異なるはずだが、表面的には似たようなものと見なされがちである。 このあたりの区別をかなり明解に、分かりやすく書いた本として「小さなチーム、大きな仕事」を挙げたい。 この本はビジネス書だが、それ以外の分野へ

N4書房日記 2022 0428-0515

0428 「発言集成」の購入者のうち、およそ半分は初めてN4書房の本を買った人らしいので、これまでに出した本の目次を並べた冊子を作って、今後はなるべく本と一緒に送ることにする。 0429 「発言集成」の項目AからZまでの解説を書き始めてみると、我ながら関連性のあれやこれやが面白く、書いていて楽しい。これから解説を読む人には「そうだったのか!」という驚きを存分に味わってほしい。 0430 少しずつ購入者の感想が増えてくる。自然に感想が増えて、良い評判が広まればもちろん

N4書房日記 2022 0516-0531

0516 六本木ビリオンでのイベントは、大きなトラブルもなく済んだ。ゲストに頼らずに「こういう風にできないか?」「ああいうこともできるのでは?」と仮の構想が膨らむ。 0517 ミスがあっても、それを覆い隠す絆創膏的な案がいくつか出てくるので、結果的には何もない状態よりも良くなっているかもしれない。2,3か月や半年先につながる良い考えも浮かんだ。 0518 歌詞についてあれこれ考えているうちに、20~30年前へと進み、そこからさらに昭和初期や明治維新にまで遡ってしまっ

N4書房日記 2022 0601-0630

0601 先日、ある人と本谷有希子の話をしていたら「親戚に◎◎モトヤという名前と、◇◇ユキコという名前がいる」と言われ、そういう偶然もあるのかと素直に驚いていたら、今日の試験会場で同席した女性二人組の名前が〇〇さくらと△△ももこという、作ったような名前なのであった。 0602 音楽関係の本は当分、急いでも出せそうにないので、別の小さい本を7月ごろに出すことにする。 N4書房を始めておよそ2年になるが、次第に小さい本を作ってみたくなっていて、どうしても「新書サイズで本文は

N4書房日記 2022 0701-0720

0701 書き起こし原稿を話題ごとに区切って見出しを付けてみると、急に情報が圧縮されて、内容を楽に把握できるようになった。 これから読む人のためには、あまり内容を示し過ぎてもいけないし、かといって素の状態のままドカッと出してしまうのは不親切だし、ここは考えどころである。「何々での再会」とか「女性の社会進出」とか、少しぼかした方が良さげに見える。 0702 印刷会社から本が届いたので、掌編集「『ね』が好きな女の子」の販売を開始する。 冒頭の試し読みや、後記の一部を公開

2022年末日記 1119-1126

1120 文学フリマ東京の日なので、朝9時頃に家を出て、11時過ぎに流通センターに到着する。正午から一時間ほどで、予定されていた予約分はほぼ終了になったので良かった。 「発言集成」を手に取って見てから購入したいとのことで、わざわざ遠方から来られた方もいらした。会場に来てくれた方は皆ひと言かふた言か、それ以上のお話ができたので、結構助かった。話の中で「あの時にあの場所にいた、あの人は誰だろう?」といった、ぼんやりした謎が解けたりする。 一緒に出店したもげるブックスは「10

2022年末日記 1127-1203

1127 新訳の「ガリヴァー旅行記」を読むつもりでいたのに、イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読みだしたらこっちの方が1000倍くらい面白いので、止められなくなった。明治時代の日本の汚さ、不潔さ、醜さが描写されるので、映画や写真よりもずっとリアルな感触がある。 1128 「まとめてみたい。」と打つつもりが「まとめてみち。」になってしまった。ミスによって急に可愛らしくなってしまう例としてメモしておく。 クリスマス関係のアドベント・カレンダーに誘われたので参加することに