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「牧村憲一発言集成 1976-2021」出典解説(A-Z)他

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「牧村憲一発言集成 1976-2021」の出典元AからZまでの解説と、関連記事のまとめです(いくつかの記事は有料)。 → Zine「ベレー帽とカメラと引用」06号では出典解説 A…
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編者より

【編者より】 本書は、音楽プロデューサー・牧村憲一氏の著書、ライナーノート、対談などから、その発言を選んで編んだ、年代別の抜粋集です。 これまでの主要な著書を読了済みのファンにとって、本書を読む経験は、 過去に書かれた出来事を別の角度から眺め直す機会になるでしょう。 一方、初めて牧村氏の文章に触れる読者にとっては、 主要著書へと進むガイドとなります。 本書はまた、これまでの著作の執筆時に、 おそらく刈り落とされたであろう言葉の枝葉末節を拾い集めて構成された、 もう一つ

出典解説M「いまだから読みたい本─3.11後の日本」2011年8月 小学館

M「いまだから読みたい本─3.11後の日本」 2011年8月 小学館 2011年の震災をきっかけに、天災の衝撃による「反省ムード」 「日常生活の有難さを知るモード」「原発廃止・稼働停止」 の機運が高まいました。そういった空気の中で出版された本です。 さほど厚くない本の中で牧村さんは何冊かの「いまだから読みたい本」を挙げていますが、その全文を収録しようと思えば、できなくはない……。かと言って、そう長くない文章を全部そのまま再録というのも、いかがなものか……。 という訳で、

出典解説N「adawho?」 2011年11月 大和田俊之人文科学研究会

出典解説のNは、慶應大学の生徒による雑誌です。 N「adawho?」 2011年11月 大和田俊之人文科学研究会 編集後記によりますと、大和田俊之教授がゼミ生に課した条件は次の二つ。 1)自分たちと同じ大学生を想定読者とすること。 2)それほど音楽に詳しくない学生も楽しめる内容にすること。 この条件の通り、肩の凝らない読み物、ディスクガイドなどが並んでいます。 20歳の頃に私が関わった「FAKE」と比較したいような、したくないような微妙な感慨を持ちますが、目次から

出典解説O「次世代ミュージシャンのオンガク活動ハンドブック」 2013年12月 リット─ミュージック

出典解説のOです。 O「次世代ミュージシャンのオンガク活動ハンドブック」 2013年12月 リット─ミュージック 音楽業界関係者のクリエイティブな面ではなく、販売方法、宣伝・流通・マーケティング面について語られた インタビュー中心の本です。 とりわけ自主独立系のミュージシャンや個人事務所で活動を行っているアーティストの声が目立ちます。他にもライブスペース、音楽情報関連メディア、キャリア支援のための相談室など、音楽の専門学校の授業はこういう感じではないかと思わせる内容です