紲星あかり萌かわいい

 紲星あかり萌かわいいよね。次は紲星あかり種、かな?胎児でお出しされたら困るかもしれない。
 
 さて、上記に挙げた「紲星あかり萌」ってやつのあとがき的なことを書きます。

 話の内容は16歳の紲星が思い出す5歳ぐらいの時の思い出話になります。なる?なる。
 子供の頃の今思い出すと不思議な体験って割と怪談の入りには結構多くてメジャーな部類になっている。
 これに関しては、僕なりに持論がなかったりする。
 だってないもん。
 怪異の境界線があやふやだから、成長するにつれ見聞が深まると、そういう口には出さない暗黙の了解が分かるようになっていって、怪異を見ないようになる。つまり空気が読めるようになるから怪異に合わなくなる、ってのはどうだろう?
 裏世界ピクニックの7巻でこういう感じの話がされているのでぜひ読んでみてほしい。

 さて、紲星あかり萌の話に戻す。今回の怪異は割とメジャーな「泥田坊」をチョイスしてみた。
 しかしながら僕の泥田坊の知識は水木しげるの鬼太郎で見たやつとWikipediaの「泥田坊」のページ程度しかない。あとは仮面ライダー響鬼の二十四之巻。
 田んぼから現れる妖怪で、田んぼをつぶしたりほっといてダメにしたりすると怒って人を襲うとか。(響鬼は違う)
 冷静になると、人が耕して作った田んぼに勝手に住み着いてダメになると怒るっていうのはちょっと…ねえ?居住権もないし自分が作ったわけでもないのに…
 発想を変えて、先祖伝来の田んぼであると考えるのはどうだろう?先祖にとって田んぼは商売道具であり食い扶持であるのだ。また、子孫に残せる大切な財産でもある。現代において人間は農業以外の職業の選択肢が容易に選べるようになったためどれだけ大切かは我々の想像を優に越えるだろう。
 ともすれば、泥田坊は田への先祖代々の信仰の権化であり、土地神に近いものである。
 話がズレた。
 今回のお話には田んぼは出てきてない。あの公園での一幕は?
 地面の下は未知の世界。そりゃ桜の樹の下には死体が埋まってるさ。

以上。

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