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再生の惑星 考察

みなさんこんばんわ
Blurred City Lights 神谷です。

noteで文字を書くのは初めてなので
いろいろ不慣れなところはございますが
暖かく見守りください。

早速ですが、表題について
お話しいていこうと思います。
あくまで、神谷の考察です。
人それぞれの感じ方で聞いてみてください。



『 再生の惑星 』とは

ある惑星の
誕生 / 滅亡 / 再生 を描いた作品

息が詰まるような現代で、
私たちは文化の発展とともに
見上げた夜空の輝きや
この惑星で生きる生命の美しさを
忘れてしまう瞬間がある

小さな命が辿る運命や、
ひとがいなくなっても在り続ける惑星
それらの一瞬を垣間見、
それらの美しさを思い出すことができるEPを
今の私たちができる全てを持って
作り上げました。


誕生 | 彗星

作曲・作詞 / 神谷
編曲 / 恵

みなぎる生命の活力、溢れる喜び
走り出す心、体、そして未来。

長く退屈な日々の繰り返しに飽き飽きした人類は
明日に希望を見出さず、同じ夜を過ごす。
文明の発達により、延命にも等しい人生に
我を殺して生きながらえているとも言えるような毎日。
自分に意思はあるのか、誰かに流されていないか。
そんな自問自答すらすることなく
自分の気持ちを見てみぬふりをして
ただ永遠とも感じる長い時を消費している。

それでも、
夜が明けるその間際、空が白む頃
朝焼けと共に動き出す、時。
朝は必ず来る。
朝が来ると同時に、また生命も芽吹き出す。

人類は忘れている。
私たちには痛みを感じられる心がある。
その痛みすら、私たちは歌にのせて
また人々の心の糧とする。
人は誰かのために、憂い、悲しみ、喜ぶ。
誰かのために心を動かし、流す涙がある。
小さな小さな尊い命は、
感情を忘れていないのだ。

今それを思い出せば、
また息を吹き返す。

私たちは生きているのだ。
どうかそれを忘れないで欲しい。


滅亡 | 回葬

作曲 / 恵
作詞 / 神谷

これは惑星(ほし)の最期。
滅亡の瞬間の、誰かの記憶の一片。

すべてのものは
始まりがあり、終わりがある。
どんな生命も、終わりなくして生まれることは
この宇宙の元に許されていない。

人類という生命は、小さく、儚く、
尊くもあり、おろかでもあった。
それもまた人間の美しさの一つでもある。


「世界が終わる瞬間、それはモノクロで
みんなが想像していたよりも落ち着いていた。
ただ、もう、何もなくて、誰もいなかった。
世界に一人だと、こんなにも静寂で、孤独だったのか。
思い描いていた絶望には届かなくて、あっけない。」

「深い森の中にいるようで、また、無限の平野を
歩き続けているような矛盾。森羅万象の消えゆく瞬間は
自分と世界が一体になったような感覚だ。」
「自分のなかにあった大切なものも、それが
定かであったかももうわからないほど世界には
事象が存在しない。世界の記憶とともに、自分の記憶も
おぼろげになっていくのを肌で感じていた。」

「薄れゆく意識の中、微かに残る大切な人の姿。
やり残したことも、言えなかったことも、
きっと、たくさんあった。それすら曖昧だ。」
「でも、君があの日泣いていたその訳を
聞きたかった。いやもしかしたら私は知っているのかも
しれない。」
「しかし、それを確かめる術はもうない。
これは、消えゆく私の儚い夢である。」


再生 | saisei no hoshi

作曲 / 神谷・恵
key.:神谷
gt.:恵

惑星(ほし)に生命が居なくなり
静寂が訪れた。
文明の象徴であった明るい夜も
無に帰し、今は無数の六等星の輝きだけが
宇宙を照らしている。
夜は長い。

ただ、時は流れ続けている。
空は広い。

また小さな命の種が
宇宙を巡り一つの惑星(ほし)に
たどり着くだろう。


あとがき

いかがでしたでしょうか。
再生の惑星は、ファンタジックなストーリーだなと
神谷は感じております。
ただ、非現実的ではなく、これは私たちが当事者。
何気ない日々を過ごす中で、自分の心臓の音を
意識したことはありますか?
私たちは生きているのです。
思考をし、生み出し、無くなっていく。
無限なんてものはないのです。
今この瞬間も生と死は繰り返されています。
この惑星のちいさな一部に過ぎない私たちですが、
どうかあなたにも、希望を持って生きて欲しい。
いずれ無くなりゆくからこそ、強く思います。


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