BOSSはやっぱりBOSS

昔から好きだったラッパー、tha BOSS(ILL-BOSSTINO)が、新しいPVを公開していた。
"SOMEDAY feat. SHINGO★西成"

https://youtu.be/bjSXcynjowQ

「誰にも勝たずに自分に勝利
正味それだけっしょ日々精進」

言わずとしれた唯一無二のラッパー、BOSSを初めて知ったのはフジロック2000のill-beatnikだ。

中学校でDragon Ash、ラッパ我リヤ高校生でNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDにはまった。
そして大学生のころ、この動画を見て完全に喰らった記憶がある。
「先は長い 深い 言葉にならないくらい
先は長い 深い 言葉にならないくらい」
HIPHOPといえば、要すれば「俺はすごい、あいつはダサい」みたいな楽曲と感じていた。
でも、BOSSには、一般のHIPHOPとは違う、他者と比べない方針を感じたのだった。

DJ KRASHとのコラボ。24歳という若さで亡くなったラッパー、ラフラ・ジャクソンに対する追悼曲。
「現実には別れるのを覚悟の上で俺達は出会う
名残惜しさは見方を変えればあたたかい
旅立つものを忘却の彼方には決してわたさない」
なんてあたたかい言葉なのだろう。

そして2007年リリースの「phase3」
「JAP HIPHOP名物 S○X ベンツ ナンセンス 高みの見物」
女や金を成功の証とするようなラップは、俺はしないぜ、って感じ。

1997年にTha Blue Herbを結成し、独自の道を進んできたBOSS。
20年以上、曲を作り続けライブを重ねてきたBOSSの、
「誰にも勝たずに自分に勝利
正味それだけっしょ日々精進」(再掲)
には重みがある。
日々やることやるだけ。
本当にそうだ。
#ILLBOSSTINO
#TBHR
#thablueherb


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