bbng!

bbng!!!!! 坂道アイドル専門のオタク。音楽ネタも多い。 Twitterは、@a…

bbng!

bbng!!!!! 坂道アイドル専門のオタク。音楽ネタも多い。 Twitterは、@alwayzbeathome。

最近の記事

勇気ある反復(そして差異)の賛歌――『シン・エヴァ』を観て

※ネタバレを気にする人はそもそも読まないと思いますが、ある程度ネタバレには配慮して書きました。  『シン・エヴァ』を観た。なんという事はない。多くの人が、世界中の人が、これから観る物語を観ただけ。それが多少早かったというだけのことだ。  結論から言えば、「良かった」と思った。変哲もないただの賛辞に過ぎない。「エヴァ」の、誰もが待ち望んだ最終作を、遂に観たということに酔っているだけなのかもしれない。  ただ一つ、個人としては、そこまでエヴァシリーズに対して思い入れも期待も持

    • 坂ヤクザたちの苦悩―信仰と懐疑の間で―

      ・はじめに  アイドルオタクがアイドルへ向ける応援は常に完全であり、あらゆる活動に対して称讃が向けられねばならないのか。少なくとも実情としては、坂道シリーズ(乃木坂46をはじめとするソニーミュージックが運営するアイドルグループ群)のオタク界隈ではそうでないどころか、作品がリリースされる度にSNS上で頻繁に批判が交わされる様子が度々見受けられる。そうした人々を指して一部界隈で用いられる自称・他称を謹んで拝借し、「坂ヤクザ」と以下記す。  坂ヤクザの主な特徴は、秋元康及び運営組織

      • グループアイドルに対するまなざしの諸相―印象論を越えて―

        ※以下の文は2019年に記述し、某所にて頒布したものを一部修正した文章です。2021年1月現在においては、若干時勢にそぐわない文脈も見受けられるかもしれません。 ・グループアイドルに対するまなざしの曖昧さ AKB48やももいろクローバーZのヒットを代表例として、有名無名を問わず、数多のグループアイドルが生まれ、人々はそれらに何らかの形で心を動かされ、握手会に行く、写真集を買う、ライブに通うといったように享受をしてきた。ところで、人がグループアイドルの活動を享受するときには、

      勇気ある反復(そして差異)の賛歌――『シン・エヴァ』を観て

      • 坂ヤクザたちの苦悩―信仰と懐疑の間で―

      • グループアイドルに対するまなざしの諸相―印象論を越えて―