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クラシック、ジャズ、ポップスピアノを演奏する

タイトルで大きく出てしまいましたが、私はピアニストとしてはわりと様々なジャンルの演奏をします。

先日はyuriさんのフルートコンサートにてプロコフィエフ、デュティユー、ピアソラ、アニソン、ジャズを演奏してきました

こちらから当日のコンサート映像を購入できます

高橋悠治さんが言っていた、laptopとピアノは指で押すという動作が同じなんだと言う発言からわかるように、弾くということはジャンル等関係ないんだというのが一番良いというのはあります。

しかし、私はやはりそれぞれ意識的にジャンルを考えて演奏します(そしてそれは大変疲れます)。

なかなか難しいですね。

クラシックも本来、バッハのインベンションが即興的なものの訓練であったものであり、また録音という技術が出てきていない19世紀まではまだ即興的な部分を入れて演奏してたと言われています。

[記録される]という証拠によりクラシック演奏家の意味が変わってきていったのだと推測されます
(大学の図書館で聞いた古い録音のショパンを弾くコルトーの演奏は低音の使い方に即興性があったように聞こえました。それは当時クラシックピアノを学ぶ学生だった私に衝撃を与えました)。

しかし、時代が進むにつれ、変わっていくものもあります。電子音楽家でもある私はピアノにいつでも距離を感じていますが、そうした立ち位置でしかできない演奏があると思い、模索しながらピアノアルバムを制作しました。

3月下旬リリース予定のピアノアルバムはなので[距離]をテーマにした作品となります。

楽しみにしていてくださいー


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