データ分析実務スキル検定受験合格期・勉強法

はじめに

データ分析のスキルアップを目指して、データ分析実務スキル検定の基礎試験を受験しました。今回は、その合格体験記と勉強方法についてお伝えします。
試験自体は比較的優しいものですが、出題範囲が多岐にわたります。したがって、データ分析の全体像を把握する入門としては良い試験だと個人的には思います。

基本情報

・新卒未経験でwebマーケティング会社勤務でデータ分析を担当
・勉強期間は約2週間
・データ分析の経験は浅い
・文系出身

試験概要

基本情報

問題数:60問
試験方法:CBT方式
試験時間:90分
合格ライン:97点満点で64点  (66%)
受験料:11,000円(税込み)

データ分析実務スキル検定の基礎試験は、データ分析の基礎知識を問う90分間の選択式試験です。試験はCBT方式で実施され、試験後にすぐに結果が表示されます。過去問慣れが重要です。出題傾向に慣れておかないと、時間に余裕がありません。

出題範囲

以下が出題範囲です。

SQL:5問
R言語:5問
Python:7,8問
Excel:5問
グラフの読み取り:5問
KPIツリー:3問
個人情報保護法関連の問題:1問
統計学:11,12問
機械学習:15問

基礎試験では、出題範囲全体に渡って問題が出題されるため、特定の分野に偏らずに勉強することが重要です。しかし、私個人としては前半のSQL ,R ,python ,Excelで点数を稼ぐべきだと思います。ここは、比較的理解しやすいこと、知っていれば確実に得点できることなどを踏まえ、重点的に勉強をしましょう。際にコードを書きながら勉強することが大切です。また、機械学習も出題範囲が多いです。こちらは語句の意味を抑えるとともに、回帰分析やクラスタリングなどの手法を実際に使ってみることで、理解を深めることができます。

勉強方法

模擬試験を解く

正直、これをするだけで十分です。何故なら、この試験は比較的新しい試験であるため、過去問などが公開されていません。公式のテキストを購入していただき、模擬試験を解き、出題傾向を把握することが大切です。Amazonで¥3,520と少し割高ですが、試験に合格するためには購入することを強くお勧めします。

復習

模擬試験を解いたら、わからなかった箇所を復習しましょう。Udemyの講座に試験対策講座もあるので、模擬試験を解いて手も足も出ないなら、一度Udemyの講座で全体像を把握することもお勧めです。また、この講座は章ごとに分かれているので、ピンポイントでわからない箇所を学習することにしようすることもできます。

仕上げ

模擬試験を解く→わからない箇所の復習まで行ったら、後はひたすら模擬試験を繰り返し解き、問題に慣れましょう。実際の試験は、数値の違いはあれど模擬試験と出題傾向が非常に似ているので、問題に慣れることが大切です。その中で大切なことは、「正解の選択肢がなぜ正解なのか」「不正解の選択肢がなぜ不正解なのか」これらの根拠をしっかりと答えられるようになることが大切です。模擬試験で9割以上の点数が取れるようになれば、基本的にはこの試験は合格することができます。

最後に

今回はデータ分析スキル実務検定の基礎スキルの合格体験記と勉強法について詳しくおさらいをしました。この試験はデータ分析を始めたいと思っている人や、始めたばかりの人には体系的な知識が身につくのでお勧めします。基本的な対策は模擬試験を繰り返すだけで合格できるので、データ分析の初めの一歩として受験してみるのがいいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。

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