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子どもたちへのざっくり情報 哲学ってそんなにむずかしくない(何かを知りたいと思い、考えること)

哲学って何?なんかむずかしそう。 
英語では、フィロソフィー(philosophy)

今から2500年以上前の紀元前世紀。
古代ギリシャではじまった哲学は、古代ギリシャ語でphilosophiaと名付けられた。

philoは「知」、sophiaは「愛する」。

つまり、「何かを知りたいと思い、考えること」を哲学と呼んだんだ。

それまでは、なんでも神話で終わらせていた。

ねえねえ、パパ、なんで雷は落ちるの?
それはね、神様のゼウス様が落としてるんだよ。
みたいに。

ねえねえ、ママ、夜眠くなるのはなんで?
それはね、眠りの神、ヒュプノス様が魔法をかけてくるからだよ。
みたいに。

こういう神話的な説明を、ミュトスと呼んだ。

そんな中で、いやいや、なんかおかしいぞと、もっと理性的、合理的に説明しようとする人たちが出てきた。こういう説明をロゴスという。

これがはじまりだよ。

人間の中には、その時代の常識や多くの人が盲目的に受け入れている考えを疑い、自分で考えることを選ぶ人がいるんだね。ありがとう。

この哲学が発展して、やがて一部は科学になっていくよ。

子どもたちよ、不思議に思うことがあれば、君はもう哲学しちゃってるのかもしれないよ。答えが見つからなくても、自分で考えてみることが大切。その力は、いろんな場面で役に立つでしょう。

そもそも人生に正解や答えなんかないんだから。
自分が考えて、納得して決めた道を、進んでいけば良い。と、私「いえてぃ」は思ってます。

今日はこれまで。
また更新します。


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