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【ラッシュCS 0-4】オーロンゲVMAX反省会

こんにちは、やしろ(@bbd846)と申します。

今回、10月30日(土)に開催されたカードラッシュさん主催のラッシュCSに参加し、開幕4連敗という非常に悔しい思いをしたので自戒の念を込めて筆を執りました。当然全文無料です。

今回は反省記事なので、対戦内容もがっつり書いていこうと思います。


■エントリーからデッキ選択まで


◆エントリー

今回のラッシュCSという大会は抽選方式で参加権を得られるものだったのですが、過去の公式大会成績に応じて優先して当選できる可能性があるというものでした。自分は2020年シーズンに世界大会の参加権利を獲得できていたので、応募時にこれを記入して運良く参加することができました。

↓その頃の記事です。こちらも全文無料なので良ければ読んでみてください。

運営側も権利持ちが0-4するとは思っていまい……(俺も思ってなかった)


◆火曜日 叱られ発生

参加権利は得られたものの、シティも終わり福岡の権利もなく、正直自分の勝利に対するモチベーションはかなり低かったです。福岡に出るチームメンバーの練習にこそ積極的に参加するようにはしていましたが、自分が出る大会はシティ直前に遊んでたミュウツーVUNIONが面白かったしそれで出ようかな~くらいの気持ちでした。
直前の週末に予定があったため参加が決まってから練習できる日が平日夜の数日間しかなかったこと、今回の大会はCSPがかかっているわけでもなくどちらかというとお祭り的なイベントと捉えていたことも大きいです。

そんな気持ちのまま迎えた火曜日の深夜、練習メンバーとたわいのない通話をしていた時。ラッシュCSの話になりました。

「自主大会だって出るの大変な時期なんだし、せっかく出るんだから時間ないなりに頑張って勝つためのデッキ持ってった方が良いよ」

そりゃそうだ そりゃそう。持つべきものは友ですね……

その日はもう2時近かったので、ひとつ彼が組んでいた激熱デッキの話だけして就寝。デッキ登録が金曜夜までだったので残り練習できるのは水曜木曜の2日間だけでしたが、そこに全力を注ぐことにしました。


◆水曜日 喪失

もらった激熱デッキのことを1日中考えていましたが、強い、どう考えても強い。当然一部不利なマッチはあるものの、あのデッキにもあのデッキにも明確なプランがある。これはいけるで!!!と思い、帰ってすぐにデッキを組んで環境デッキと7戦しました。

結果、1勝6敗。は?


◆木曜日 天啓

練習で負けてもそこで学びを得て本番で勝てればいいんですけど、昨晩のデッキからはそんな気配も感じられなかったのでボツに。
新しいデッキが組めなければある程度慣れのある白馬バドレックスか連撃ウーラオスを使う予定でしたが、水曜の大敗後に別の候補デッキが出てきていたのでそちらを一晩詰めることにしました。

それがこのデッキです。

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誰?


新しいデッキを組むに当たっては以下のようなことを考えていました。

・現環境はフュージョン/三神/黒馬/白馬/クワガノンの5強

・5強すべてに有利なデッキは組めない⇒どれか1つは切る
 どれかを切るのであれば対策が進みつつあるクワガノン

・悪デッキであれば白馬以外の3つには勝てる

・白馬と戦える悪を組めないか?

そこで白羽の矢が立ったのがオーロンゲVMAXでした。
オーロンゲVMAXを使うメリットをざっと挙げます。

・ダイランス+クイックシューター(3回まで)を耐える⇒インテレオンが並ぶ前にワンパンされることはない

・スイクンVやザシアンVなど、悪パーフェクションが苦手とするポケモンVを倒せる(マント付きまで圏内)

・弱点のタイプが環境に少なく、攻撃を耐える可能性が高い⇒場のエネルギーを失わずに攻撃できるため、デッドムーンGXを後から打つ選択肢を取りやすい

これらを悪パーフェクション(ミュウツー&ミュウGXが入っていないのでこの名前は不適ですが)の持つ性質と合わせ、フュージョン微有利、三神有利、黒馬有利、白馬微不利、クワガノン無理と判断しました。
実際、木曜夜の練習では三神・白馬と戦いともに勝ち越すことができ、感触も良かったため細部を調整して持ち込むことに決めました。


◆金曜日 早寝

明日が早いので早く寝ることにしました。荷造りをしていたら1時になっていました。


■当日の対戦内容


1回戦 vsトゲキッスV+マニューラGX
後×5-6
お互いにデッドムーンを打てない状況で牽制しあう。
しかしこちらが必要のないガラルファイヤーVを置いたため場が埋まってしまいデッドムーンを打つためにサイドを先に渡さざるを得ない展開に。ガラルサンダーVを先置きされるがボスが引けず、前にデッドムーンを打った返しに相手のサンダーに闘エネがついて負け。

2回戦 vs三神+ザシアンV
後×5-6
先2オルターの返しにレッドグリーンに触れずデッドムーンに失敗するも、相手もボスを引けずマニューラを壁にアルティメットレイを凌ぎ1ターンの猶予を得る。
次ターンにデッドムーンで三神を倒し、その返しに相手がザシアンで殴ってこなかったためガラルファイヤーで前のクロバットを倒す。ここでオーロンゲVMAXで殴れていれば天から三神が降ってきて殴ってこない限り勝っていたが、1ターン目にニューラを2体、2ターン目にデデンネの2体目をプレイしており、場が埋まっていたためオーロンゲを出せていない。
5枚取った後にスタンプでこちらの勝ち筋(オーロンゲかガラルファイヤーとボスを同時に引く)を潰されて負け。
後3はボスオーラバーンのほうが良かったが、残りのマニューラが全て手札に来てしまったためガラルファイヤーが倒された後にレッグリ2回目でエネを再供給しデッドムーンのルートを取ることができなかった。

3回戦 vsクワガノン+インテレオン
先×3-6
無理。相手の手札にボールがあったので関係ないが後手取ってデッドムーンに命をかける方が良かったかもしれない。

4回戦 vsパルスワンVMAX+モココ
先×5-6
前のメリープを倒す際にマニューラGXを動かすべきところオーロンゲVMAXを動かしてしまい、パルスワンV含めこちらが3枚取った返しに相手に3枚取り返されてしまう。相手がきちんとVMAXなしで展開していたため残り3を取り切れず、デッドムーンGXの返しに場に8エネ、手札からVMAXを出されて負け。

5回戦 vs三神+ザシアンV+ガラルファイヤーV
後○6-0
先2でオルターを打たれなかったのでオーロンゲVMAXからサイドを2枚先行する。先3にオルターを打ちながら裏にガラルサンダーVを置かれるがそこをボスで取り最後は三神にデッドムーンで勝ち。

6回戦 vsゲンガーVMAX+ヘルガー
後○6-0
相手の事故。本来はおそらく勝てない。


■反省


デッキ内容からプレイング、取り組み方まで書き出していきます。
内容は今回の大会でのマッチに限ったものではないです。

◆ベンチが狭すぎる

ニューラを2体、デデンネGXを1体、ガラルファイヤーVを1体置くとベンチに空きが2つ。完璧な展開をしないとオーロンゲVを置く場所がない。試合の中でニューラを1枚しか出さない、ガラルファイヤーVを出さないといった判断ができなかった。プレイの難しさでもあるし、そもそもの構築の弱さでもある。

◆ガラルファイヤーVは1ターン目に置かなくても良い

2ターン目に全力でデッドムーンを決めずとも後から打ちやすいことがオーロンゲを採用したメリットである、と言ったにも関わらず、1ターン目にオーロンゲよりも優先してファイヤーを置くことがあった。結果早くにデッドムーンを打てたとしても、場が埋まっていてオーロンゲにスイッチできないとスタンプ耐性を下げてしまう。

◆もっとマニューラGXで殴って良い

ニューラを複数並べたからには、メッソンやモココ等低HPのポケモンを殴るのはマニューラで良い。ガラルファイヤーで殴るよりもマニューラで殴った方がエネの損失が少ない。

◆メタ外のデッキに弱い

今回のように自分がメタ外から奇襲をかけるときに一番気を付けなければならないことで、周りの同じことを考えた人間のデッキ、すなわち「知らないデッキ」に対応できるかという点がこのデッキはイマイチだった。特に今はミュウVMAXと戦えるようなデッキとしてサイド1枚のポケモンで戦うデッキであったり、VMAXを一撃で倒せる(=当然タッグチームも倒せる)ようなデッキが考えられる。これらのデッキ、特に前者について有利が付かず不意の相手に負けやすいデッキだった。

◆練習不足

負けた試合はどれも勝ちの目を自分で潰してしまったものばかりだった(クワガノン戦は除く)。まあ実質前日構築だから……

◆そもそもやる気を出すのが遅いからそうなったんじゃないの

すみませんでした

◆マッチング運が悪い

見返したら黒馬とミュウに一切当たっていない。今回のマッチング全部連撃ウーラオスで有利付きますね……


■終わりに


正直今回、木曜夜にはかなりハイになっていてめちゃくちゃ自信がありました。気合の入りすぎたサプライ構築からもわかってもらえると思います。

画像3

プレイマットは大学のサークルで作ったものです。
かっこいい~


0-2した時点でかなり心がやられていた。

この負けをただの負けで終わらせないために、今後も負けたら負けた~で終わりではなくしっかり反省をして、次の勝ちに繋げられるようにしていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


次は勝つぞ!!!!!

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